水曜日の情事　a Wednesday love affair
'01 10/10〜12/19放送　水曜日　フジテレビ系　21:00-21:54（初回 21:00-22:09）
脚本：野沢尚　演出：永山耕三、西浦正記、成田岳　P：永山耕三、喜多麗子、平賀公泰　音楽：Knife
主題歌：久保田利伸：「Candy Rain」　挿入歌：小原明子「MERMAID」
出演：本木雅弘　天海祐希　原田泰造　谷原章介　伊東美咲　木村多江　田山涼成　金子さやか　田村亮　北村一輝　石田ひかり　ほか
「もし、愛人の誕生日と結婚記念日が重なった場合、男はどちらを選ぶべきなのだろうか？」…世の中の既婚男性にとって元来“浮気”とは罰当たりなもの。後ろめたく、発覚した時のリスクは大きい。しかし、それでも誰もがやはり本音では一度は経験してみたいもの。たとえどんなに明るく魅力的な妻がいて、その妻をどんなに愛していようとも…。そしてその浮気相手が、妻の親友で美しい未亡人だったら…。「生涯、妻を愛する男」と呼ばれていた愛妻家が、「肉体の小悪魔」と呼ばれる妻の親友との浮気におぼれ、その過程でこれまで知らなかった愛する美しい妻の「恐るべき素顔」を知り、「女と女の戦い」に巻き込まれて右往左往し、「愛人が壊れていく」さまにおののき、妻と愛人の板挟みに悩む…。男は、いったい「妻」と「愛人」のどちらを選ぶのか。本当にどちらかを選ぶことなど出来るのだろうか…。物語は途中二転三転視聴者の予想を裏切り続け、ついに最終回、誰も想像し得なかった衝撃の結末を迎える…。「不倫」という大人向けのテーマで、9時台より10時台の放送が相応しいと思われるこの作品が、水曜9時に放送されたのは、「水曜日が男が最も不倫をする可能性が高い曜日だから」という理由である。
C A S T
佐倉詠一郎（35） ・・・ 本木雅弘　*　大手出版社・文洋書店　文芸編集者
佐倉あい（33） ・・・ 天海祐希　*　住宅リフォーム会社経営	前園耕作（29） ・・・ 原田泰造　*　アクション小説家
岡島明洋（31） ・・・ 谷原章介　*　あいの弟　ミュージシャン	浜崎由香子（22） ・・・ 伊東美咲　*　OL・ホステス
小暮志麻子（33） ・・・ 木村多江　*　文壇バー『ソル』のママ	大森年宏（46） ・・・ 田山涼成　*　詠一郎の上司
都山ハコ ・・・ 金子さやか　*　明洋の恋人	溝口興三郎（55） ・・・ 田村亮　*　恋愛小説の大家
沖野晶午（32） ・・・ 北村一輝　*　インテリアデザイナー	天地操（33） ・・・ 石田ひかり　*　あいの学生時代の親友

DVD-BOX	シナリオ本	サウンドトラック
未発売

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	平均
視聴率	12.7	9.6	12.5	10.8	12.8	12.6	12.7	13.4	11.2	10.9	13.0	12.0％

11　結婚式の悲恋　（2001.12.19）

そうだったね、詠一郎だけが取り残されてしまうって展開でしたね。

あいの愛を再確認したと思った瞬間、操に何もなかったかのように詠一郎にペラペラしゃべり、 あいが何か言おうとしても無視で、あっという間に自宅に連れ戻される。

そして操は詠一郎に「結婚式を挙げよう」と言い出し、式にはあいと前園を呼びたいと言い、 完全に何かが起こる予感ですよね。

そして着々と進められた結婚式にあい、前園、晶午、志麻子、由香子、明洋ハコ夫婦、 溝口先生夫妻と大集結して、結婚式は森の中の教会で始まる。 操はあいにバージンロードを歩いて欲しいと言い、すごい画ですよね…見てられない。

誓いの前にあいは神様に懺悔し、操とバージンロードを歩けて嬉しかったんですね… 本当に親友だったんだって思える言葉でした。 ふかふかした幸せを詠一郎無しで見付けてみせると、見届けることはできないと出ていく。

そして操も「誓いません」って、「あなたを捨ててもいいですか」は操らしいですね。

詠一郎だけが取り残され、結局最後はあいと操に決められちゃったって感じでしたね。 実際振り回したのは詠一郎なのに、そう感じないところがすごいですね。

前園の小説はダメだったようで、でも内容は「恋人よ」でしたよね。 しかも切り売りした詠一郎のことはたった2行だったそうで、案外そんなものなのかもね。

同窓会を開くことになり、あいと操は結婚したようで、3年で大きく変わったんですね。 3年前はドロドロで傷つけあった3人が笑っているのが時間の恐ろしさですね。 子どもの話なんかしちゃってさ。

振り返らずに歩いていこうと決め、操は夫と娘と、あいはここはビックリだったよね〜あの前園ですよ。 前園は嬉しいだろうけど、あいは操の手前詠一郎に戻ることはできなかっただろうけど、 この2人は一緒にいて欲しかったなって思いますね。

でもあいの「あの人こっち見てるでしょ？」「手っ振ってる」「男ってダメねぇ」って、言うところは良かったね。 白髪にまでなっちゃった詠一郎が妙に切なくて。

でもラストの電話。あいなのか操なのか、「人形町のバー」ってことはあいだっけ？ それともプロポーズした時行ったバー？ またまた水曜日の情事が始まりそうな予感？あぁ…恐ろしいや。

やっぱりドキドキ、展開の読めないドラマですよ。不倫ドラマって最近見てない気がしますね。 過去に男を取ったトラウマのある親友と再会し、夫を差し向ける。 2人は思った通りに結ばれ、気づきながらも、戻ってくるのではないかと信じる。 でも全てが分かった時にはもう一緒にはいれなかった。 愛人と暮らし始め、元妻に再開すると再び愛情が戻る…やり直そうとした矢先、2人に去られてしまう。 そして2人はふかふかした幸せを別に見つけ、2人の女性を同時に愛してしまった罪なら仕方ない、 自業自得の結果だけど…また詠一郎を選べば始まってしまうと考えたなら、鬼門だったのかもしれないね。 でも詠一郎に惹かれる理由は分かりますね、どこかエキセントリックで饒舌で面白い。 操と再会していなければ、操の夫が死ななければ、 詠一郎とあいは幸せに暮らしていたと思うと、人生って怖いなって思いますね。　（'09 6/23再視聴）

10　最後の最後に…　（2001.12.12）

出ましたね、操の片方涙…すごいですよ、怖いですよ。

詠一郎は操のところへ帰っても上の空で、翌朝あいのところへ行き、 出てこないのに「もう一度区役所へ婚姻届けを出しに行こう」って、こういうところが詠一郎だよね。 でも操は親友で、二人が詠一郎を奪い合うことは耐えられないと同じことの繰り返しだものね。

でも詠一郎は「初めてデートした場所で、明日の夜待っている」と、来なかったら諦めると言い、 あいは覚えてないというが、本当に覚えてなかったんだね。

由香子は前園に死ぬと言ったんですね…恐ろしい女になってしまいましたね。

あいは溝口のアトリエ作りのために向い、溝口の奥さんは恩師の女だったんですね、 今は穏やかだけど血だらけの恋愛で、おかげで新作を描いてもだしてもらえない時期があったんですね。

「愛はぬくもりと言い換えてもいい。人間はぬくもりを求めて生きていく」と言われ、 どこだったか必死で思い出そうとするけど、思い出せない。

操は詠一郎はあいと近いうちに会うと睨み、前園と手を組み、利害関係は成立しているものね。 前園は詠一郎に探りを入れ、まんまと操と約束って嘘がバレちゃうし。 詠一郎をつけると、本屋で店主に溝口の本を一晩置かせて欲しいと頼んでいて、 この本屋こそが出会いだったんですよね。

溝口の写真をきっかけにあいは思い出し、ここは覚えがありましたね。 あいが溝口の復帰作を勝手に並べていて、そこを詠一郎に見付かってデートをしたんですね。 2人は再会し、抱き合い、そこへ涙ではなく、満面の笑みで操が来ましたよぉ〜これで最終回か！ ふぉ〜盛り上がるねぇ。

9　追憶…会いたい…愛の告白　（2001.12.05）

詠一郎の節操のなさがむしろ男らしいわーきっと男はこうやって渡り歩いている。 あいのことを考えると切ないんだけどね。

詠一郎は操のところに帰ると、こたつなんて言っていたけど操は気づきましたね〜何かあったなと。

でも詠一郎はやる気になり、前園に恋愛小説を書かせると熱く語り、前の詠一郎に戻った感じ。

風邪で会社を休んでいたあいのところに操がやって来て、リンゴを擦ってあげ、 高校時代もあいが風邪で学校を休むと、帰りにあいの家でしてくれていたって、 昔の話をよくする2人だよね…きっと一番良かった時期なんだろうけど。

操はそれとなく「詠一郎に会ってない?」と言いだし、あいは「ぜんぜん」と答え、 また表面上の答えですね…操も信じてはいない。でも1年前は真逆だったのにね… 聞く資格もないんじゃないかと思うわ。

晶午も前園のあいへの気持ちに気づいていましたねーもちろんあいも。 そしてあいの胸の中には詠一郎がいることも分かっている。

前園は由香子に親に会って欲しいと言われて、昼の仕事は辞めていたんだったね…。 前園はそんな普通の女がするようなことをするなって、 でも由香子は「私は、前園耕作の女です」って詠一郎バリに喫茶店で言って… でも前園が喜ぶ訳ないのに…悪あがきなのか、プライドなのか。 でもやることだけはやっているっていうのは、生々しい。

さらにあいが手がけた前園のマンションの改装が終わり、詠一郎がお祝いにやって来て、 恋愛小説を書いて欲しいと土下座して、 「先生が愛する人のために、泣けて泣けて仕方ない恋愛小説を作ってみよう」詠一郎らしいですね… あいのパワーなのか。前園もあれだけ嫌がっていたのに書くことを決め、色々ありましたからね。

続いてあいがお祝いにやって来て、 「愛さねばならない人がいるのに、別の人を愛してしまう。佐倉さんも、僕も同じ」 そうなんだよね…まさか前園も、でもこちらは男と女のよくある話だけど。 由香子がいるのに気づいて、「あいさんのために書いていいですか」って答えってことだよね。 そしてあいに対しても前園なりの気持ちなのかも。

詠一郎は操を飲みに誘い、プロポーズして、「言ってしまった」って。 でも操は妻になったらダメだって、妻じゃなくて、操じゃなくあいでないとダメだって思うけどね。 そして操は詠一郎とあいがほろ酔いでじゃれながら帰るところを見たと話すと、 今度はあいが見てしまいましたね。

詠一郎は溝口の妻に改装を頼まれ、あいに改装案を持って行き、あいがいましたね。 お茶を飲むことになったけど、詠一郎は一生は一度だから試したいと、 「もう一度やり直そう」って…操にプロポーズしたのに…顔を見ると違うんだろうね。

あいも振り出しに戻りたいと思っている、今日も仕事を部下に任せて待っていたんだろうって… ものすごく分かりますよね、この気持ち。いないと言ったのに待ってる。 でも普通なら言葉にできないところだけど、駆け引きとかしている場合じゃないものね。

あいも「待っていたわよ。あなたが会いに来てくれるのを待ってた」って… 酒を飲んだり、パジャマを抱きしめたり、誰何も言えない。 家族が増えても私は一人だったって認めましたね。 でもあいは我に返ったように「帰って」って…忘れられなくて困っている、 でも手に入れてはいけない…う〜ん、もどかしいけど、まだまだ気になる。

8　逆転不倫　（2001.11.28）

こんなに時間軸があったんだね…詠一郎とあいのことは覚えていたのですが、 前園のことは忘れてましたね！そうだった、好きになるんだったって。

詠一郎は操の家に帰ると、玄関先で待ってて、愛人は愛人でなくなるとかえって不安になるのか…。 ある意味ざまーみろって感じですけどね。 妻から奪ったんだから自分も同じことされるかもしれない呪縛からは解けない。

あいは家の大改装を始め、自らの手で変えるっていうのがいいですね。

1年が経ち、詠一郎は操と当り前の静かな生活を送ってて、 タクシーで通ることがあってもあいが住む町には足を踏み入れていない。 こっそり見に行ったりくらいはあるかと思ったら、そこは節操がありましたね。 でもあいのことはまとわりついているんですね…愛したまま別れたんだし。

一緒に暮らし始めた記念日に詠一郎は、あいの家に行ってみる。 あいを見付け追いかけるが、何を言えばいいのかと考え、結局声をかけられないまま、 赤ん坊を抱いたハコに会い、女の子が誕生しており、2階に子供部屋をあいが作ってくれたという。

あいの家に行くと晶午がいて、「なんか虚勢された雄ネコみたい」って表現がうまいですね。 子ども部屋を見せてもらうとそこには青空が広がってて、それは新婚時代で2人で見た青空。

操は書類を会社まで届けに来て、「主人が…」って言う？結婚してないのに？操だからなんだろうけど。 さらに愛人の頃の激しさのない詠一郎に若い女と恋をしたらどうかって、 でも年上や同い年は嫌だって、あいに取り戻されるとは考えているからだよね。 それが安定と安心なのかもしれないよね…夫婦ってそんなものというか。

前園と由香子は半同棲中のようで、前園もあんなに弱気だったのに詠一郎と逆転しましたね。 偉そうになったというか、本も売れて自信が付いたのか、詠一郎が変えたのか。

栄一郎はあいに会いに行き、出会った瞬間はドキドキしましたね。 あいは1年間弱音を吐かなかったと、詠一郎はあいにキスをし、 詠一郎が惹かれる理由も分かりましたねー愛おしいと思えたもの。 でもあいはまだ好きなのに、そんなことされたら…ねぇ。 前園がいて、あいにプロポーズしようと思っているって…まさかこんな関係になるとはね。

7　怖い女　（2001.11.21）

あっさり離婚か…って思ったら、最後に「佐倉あいを愛しています」って、普通じゃ終わらない。

詠一郎が不倫を認めると、「分かってた。そういう関係になってもかまわないと思ってた」と、 草薙のことも操を取り戻したかっただけかもしれない。 明洋の「みんな家族になって欲しかった」っていうのが当たりかもしれませんね。

あいは操のことを引きずり、詠一郎と操が同じ歌を歌っていることに気づいてて、 予感していたのかもしれない。

操は奪えばチャラになると考えたのかって、でもあいは詠一郎は帰ってくると信じていたと、 詠一郎も操もそうだと言うけど、嘘をついて欲しいと願っていたのに逆のことを言っちゃったんだね。 嘘を付いたら許せたかもしれなかった、でも嘘を付かなかった…浮気ではなく本当の愛だと。

詠一郎とあいは2人きりになり、詠一郎はあいの好きなようにすればいいと、 詠一郎にも分からないのにあいは操と離れられないと分かっている。 あいはこれ以上暮らせないと、家が再生できればスタートが切れると言い、 「一晩で荷物をまとめて」ってそんな一晩で片付く話なんだ…。

あいが出ていくと操が待ってて、平手打ちはかっこよかったね。なんかスッキリ。

詠一郎はとりあえず、操のところに荷物を置き、もうこのまま流れていくよね、こんなもの置いたら。 操が離すはずないもの〜重い、どろ沼のような女ですよ。

晶午はあいにとどまるように言うが、今ならきれいに別れられると話し、保証人を頼む。 もう一人は決まっているよね、操しかいない。 操に一緒に出しに行きたいからって伝言を頼み、詠一郎の荷物は操が自分の物のように片付けてて、 詠一郎はさらさらと離婚届を書き、ご飯を食べてなんか本妻と愛人が逆転した瞬間だったね。

区役所の前で、詠一郎は離婚届を出すためにあいを待ってて、婚姻届も同じだったんだね。 そして同じように現れたあい。思い出のうなぎの臭いに夫婦最後のデートをすることにして、 夫婦の決めごとを思い出し、3つ目が思い出せなくて、あいは終わった後に「愛してる」ってちゃんと言うことで、 そして思い出してしまった罰ゲームは道の真中で叫ぶこと。

詠一郎は意地のように「俺は佐倉あいを一生愛することを誓います」って、 そういう人だよねー好きになる理由はよく分かる。 何をするのかと「岡島あいがいい？佐倉あいがいい？」「どっちもいや」っていうのが良かったわ。 これからでも離婚届を出すのに…。しかも操が見てましたよ。

婚姻届と同じ人で、「おめでとうございます」と笑顔で言わせたようで、 「残念でしたね、お幸せに」はさすがにね…。

別々の道を歩き出し、振り返ったのはあいの方だったね… 強く見せたって、まだ愛しているはず。涙が出ちゃったよ。

6　愛人、壊れる　（2001.11.14）

こうやってバレたんだぁ…覚えてないものだね。あいが直球勝負でしたね。 私も気付けばハッキリさせたいと思うだろうね、見ない振りする方が辛い。

操が今度は「帰らないで」と言いだし、詠一郎はかわすと、操はこれ以上付き合いたいならと、 バックから文化包丁を取り出し「これであいを殺してきて」と放り投げる。 60℃の刺さりっぷりが恐ろしかったね…。

あいは操から高額な保険に切り替えた方がいい勧められたようで、妻を殺させ、 自分も前の旦那のように過労死させらるのではないかって思うよね。

あいは前園のマンションを訪ね、原稿を読みたいと言い出したり、 操とくっ付けようと思っているらしい。

詠一郎は早く帰り、あいとスタンドバーへ。幸せな夫婦の時間を持つ中、 操は詠一郎に電話をしてて、まだ相手にしてもらえると思っているのが普通じゃないよね。

でも操は詠一郎とあいがほろ酔いでふざけあって、楽しそうに歩く姿を見てしまい、嫉妬が爆発。 もう自分のものだけど、あいの旦那という立場にあるだけって思っている感じなんだろうな。

詠一郎が出社すると、操が訪ねて来て、 「どうして携帯にでないの？」「朝ご飯食べに来てくれないの？」「どうして避けるの？」 あんなことしておいて、よくも言えるね。気持ち悪いというか、 でも自分でも独占欲が強いということは分かっているようですね。

でも別れてあげる条件に子どもが欲しいと来たか… あいに勝るものはもうそれしかないものね。

詠一郎は操と結婚したらって考えたようで、でも前の旦那と同じように死んでいるかもしれないって、 天国と地獄の発言だね。

「溢れてきちゃうんだもん。好きになったら、好きで好きでたまらなくなっちゃうんだもん」 この“もん”がイラっとするよねー嫌われるように仕向け続ける女なので、容赦なく嫌えますけど。 ある意味、石田ひかりさんでよかったかも…。

でもいつまで経ってもなぜ操に惹かれるのか、どこがいいのかは分からないんですけど、 男女の感覚は違うので、男性から見ると魅力的な女なのかもね。

ハコが妊娠し、明洋と結婚することになり、結婚式や安産祈願をして、 詠一郎とあいは立会人を務め、ハコは詠一郎を止めさせようという考えているらしい。

そして前園のベストセラー祝いを兼ねることになり、もう濃すぎるメンバーですよね。 詠一郎と操のことを知らないのはあいと晶午だけでしょ。

あいと操は高校の頃の話を過去形でで盛り上がり、でも話しているうちに熱くなり始め、 操はあいは彼が好きだったのではなく、操から奪い取ることだったと。 あいは本当に好きで、操を傷つけても奪い取りたかったけど、 操の後姿を見て、大切なものを捨ててしまったのではないかと思ったと。

そしてあいは「詠一郎と寝たんでしょ？」って、操ははぐらかそうとするけど、 自分をどこまでバカにするのかって、操は詠一郎を奪うことが目的だと。

詠一郎も認めてほしいのか、嘘をついて欲しいのか、 あいは自分がいなければどれだけ幸せになれたのかって考えた結果、好きなのに認めちゃって、 しかも「俺、お前の友達と何度も寝た…」って言われたらもうダメじゃない。 操の「ばかぁ〜どうして嘘付かないの」無性に腹立たしかったね。お前が仕向けたんだろって感じ。

5　妻と愛人の記念日　（2001.11.07）

この辺、全然覚えてないなぁ〜どうやってバレたのかも覚えてない。

詠一郎は操に「誕生日、一緒にいて」と言われ、 結婚記念日はあいと北京ダックを思いっきり食べるイベントをする事を知っていてのことで、 無理だと言うが、「一緒にいてくれなかったら、遺書に詠一郎の名前を書く」 操が言うと冗談には聞こえないって。

家に帰るとあいが寝ないで待っていて、石鹸の匂いを消そうとすぐ風呂とはね… 確かに操は香水とか付けてそうだし、女は鋭いからね。

詠一郎の悩みは愛人の誕生日と結婚記念日。どうしたらいいのか。

あいは操を結婚記念日に誘うが、祝ってくれる人がいるって、詠一郎だよね。 そしてあいは気づいている、あの女なら許せるかどうか。

詠一郎のところに明洋がやって来て、タレントを載せて欲しいって、 弱みはバッチリ握ってますからね。でも詠一郎は言えばいいって、必死で隠しているくせにね。 操は夫に毎晩迫って、生命保険をかけて過労死させたのではないかと噂を聞き、 あの体に虜になったんですものね。

前園に「先生の助けが必要なんです」と頼み、策を練り、セリフまで決まってるんだ。 当日、詠一郎はプレゼントを用意してて、せめてもの気持ちですよね…愛人にはケーキと花束だし。 前園はシナリオ通りに詠一郎に電話をして、あいに出させるのが手だよね！ 前園は「これでいいんですよね？」と言っているのに、演技うまいなぁ。

あいはひとりで食べて、詠一郎は操のところへ。 詠一郎だけは自分を分かってくれると話し、楽しい時間を過ごし、 でもあいは目の前までやって来てて、ドア開いてるのはまずいでしょ…って思ったら、 もう帰ってたのかぁ…まだ5話だものね。

詠一郎は家にいて、来ると思っていたんだね…なのに恐ろしいことをしたものだわ。 キスはあいとだけって、そんなことで許せるかって感じだけど。

4　シチューに夫の…　（2001.10.31）

今日は面白かったですね！「ホラーだ…」。

「すごい。すごすぎる」って言わせる女ってどんな女？テクニック？ 私にとって石田ひかりさんが魅力的だと思えるならよかったんだけどね… 「あすなろ白書」から好きじゃないんですよね。むしろゆり子さんがタイプっていうか。

操はあいは明洋を差し向け、現場を見させて、部屋で関係を持っているところを目撃させたって… 操が言うと真実味がないんだけどね…。

詠一郎は操に砕けたようで、帰宅途中に留守電をチェックすると、 前園から「溝口先生がテレビに出ている。言い訳考えてた方がいい」 と留守電が残っててラッキーでしたね。

詠一郎がドアを開けると、そこに湯上がりで髪を乾かすあいがいて、私も一緒にドキっとしちゃったよ。 溝口先生はどうだったかと聞かれて、実は振り回されてキャンセルになったって、 留守電聞いてて良かったね…でないとここでアウトでしょう。 前園は力を貸してしまったと感じちゃっていたけどね。

詠一郎は眠っているあいに「どうしてあんな女を俺の前に連れてきたのか」と考えてて、 起きるあいの顔が怖かったね…全部分かっているんじゃないかって。

翌朝、操宅の玄関の呼び鈴が鳴り、ちょっと早いと思いながら、 操が「どうぞ〜」って可愛らしい声を出すと、あいでしたね。 操は詠一郎が来るとドキドキして、詠一郎は何も知らずにいて、 あいも知っているかのように長居をする。

しかも高3の夏休みに戻りたいって話題をして、あいは偶然だって言っていたけど、 どうなのか。女って恐ろしい生き物だなって感じますね。

日曜日、詠一郎とあいと操で食事。シチューを作っていると、 あいがブロッコリーを忘れたと言い出し、確かにシチューにブロッコリーは美味しいですよね。

あいが買いに出掛けると、ここぞとばかりに操は「愛してる？」「愛してるよ」ってもう虜じゃん。 操は今夜だけ結婚指輪を外すように言ってきて、詠一郎がはずすと操はシチューの鍋にポチャン。 「わざとだろ」って、当たり前だよねーこの甘ったるい女。

情けないくらいに詠一郎はおたまで探すけど、あいが帰ってきてしまい、 もはやロシアンルーレット状態。詠一郎はお代わりして見つけようとガッつき、 操とあいが「かたい！」っていうのはドキドキだったね。 どっちの口から出てくるか、でも鳥の骨だったけど。

そして詠一郎だけに見えるように指輪を噛んでて、たちの悪いホラーですよ。

前園と由香子がやって来て、返せと言うが、キスして取れって…詠一郎も取るなよ！ しかもあいと交互に映すから見られるんじゃないかって思ったよ。 操が当たり前に詠一郎の隣に座っているのがもう怖いわ…。

そして明洋が操を好きだったのは事実だったんですね。 一人前になって操を迎えに来るつもりだった。

ハコは詠一郎に忠告に来て、さっさとあいを捨てて一緒になればいいって、 取られるんじゃないかって思っているだけのようだけど。

3　恐るべき妻の正体　（2001.10.24）

詠一郎さん、もうドップリです。

「来週の水曜日、あいは軽井沢、私は夫の納骨で実家へ。でも納骨には行かない。 アリバイは完璧だから。待ってるから」と言われ、不倫の時間は完璧だね。

明洋に見付かり、詠一郎は心臓が止まる思いだったが、衛星アンテナの嘘をでっち上げ、 明洋は問い詰めることもなく、あいとの仲直りの仲立ちをしてほしいと頼まれる。

早速、あいに会いに行き、仲立ちの話をするとあいも会う決心をする。

前園のマンションに操がやって来て、好きな人がいると話し始め、 真剣なのか遊びなのか、本意を知ろうと探りを入れているようで、 止めたい前園は「他人のものは盗ってはいけない」言うが、 「これは男と女というより、女と女の問題」と話し、男はそこにいるだけで関係ないんだよね。

そこへ由香子がやって来て、意味深な対応しちゃって…魔性だわ。

週末の土曜、佐倉家を明洋とハコが訪ねてきて、あいは明洋を許し、特製の栗ご飯を振る舞って、 でも明洋が操に会ったというともうドギマギでしたね。詠一郎は明洋に操のことを話すと、意味深な顔。

水曜日。操は詠一郎に最初のお風呂に入ったら水をはじくとか意味深な電話。 よっぽど体に自信があるんだろうなって思うけど。

詠一郎は前園のところに寄り、カニを買って間を持たせ、 水曜日は不倫日は納得ですねー金曜日だとあからさまだし…水曜なら接待だと思うかも。

あいから聞いた操が明洋の子どもを堕したという話をすると、操は罪悪感が消えたと言い出し、 あいは悪かったと話しだす。 操はあいと同じ人を好きになってしまうと、高校時代に男を取り合い、 自分がものにするために明洋を差し向け、現場を男に見せたと話し、駆け上がる。 でもこれが本当だったっけ？操は嘘と本当が見えないからな。

二階のベットルームで操は泣いてて、女の武器を最大に活用するタイプですからね。

でもそのころ溝口がテレビの生中継に出ているのをあいも、前園も見てしまいましたよ。 前園が電話をしたようだけど、こと既に遅しだよね。

2　肉体の小悪魔　（2001.10.17）

だめだよ〜詠一郎って思う回でしたね。

操が隅田川の向こう歩いて15分ほどのところへ引っ越して来て、操はあからさまで、 詠一郎は私のものって感じだね。前園は知っているから見る目が違うよね…。

でも縁側のある家っていいですね〜浴衣に花火。詠一郎は隣にいるのかって考えてるし。

詠一郎はあいに親友なのに、高校を卒業して15年も会わなかった理由を聞くと、 弟の明洋が操と交際し、操は妊娠、親に病院へ連れて行かれ、 明洋は家出してしまった負い目が理由らしい。

償いのために優しくしていると…でもまだ理由があるんだよね、言えない理由が。

詠一郎とあいは2人で朝食を食べると、「たまには和食が」と話す。 そして詠一郎は橋を渡り、操の家へ。入ろうか、止めようか、玄関先で迷っていると、 操は「待ってたの」って顔を出し、しかも朝食は食べたかった和食だし。

詠一郎は操に誕生日を聞き、結婚記念日だったんですね！これは大ピンチだね。

詠一郎は今夜こそ「操を抱く」と決意を固め、前園に「今夜国境を越える」と電話をかけ、 でも操は電気は消えていて、操はいない。 そんな浮気しようとしていたのに、家に帰るのも嫌だね…。

でも家に帰るとあいと一緒の操がいて、恐ろしいな。 詠一郎が一人で操を送っていくことになり、危ないって。 今日浮気する気だった男と、積極的な女。 ついにキスをしてしまい、落ちるの早いよね…。

帰ってくるとあいが抱きしめて、キスを迫り、でも気付いてましたね。 きっと香水とか付けていそうだし。

翌朝、また操の家を訪ね、でもその後を明洋が追ってて、操とも面識があるからアウトだよね。 明洋が声を掛け、「操？」って、「義兄さんでしょ」って悪いことはできないよねぇ… 言い逃れできるのか？

1　生涯妻を愛する男　（2001.10.10）

見たいな〜って思っていたら、再放送が始まり、かなり嬉しいです。 リアルタイムで見てなくて、再放送で見たのですが…それでも結構前なんですよね。 しかもDVD出てないんですよ！

しかも豪華ですよね〜まだ見てないけど、「おくりびと」の本木さんに、 当時はまだ今のように好きとは思っていなかった天海さん。 原田泰造も、谷原さんも木村多江さん、あと今と演技は変わらないなっていう伊東美咲。 北村さんも出てるし、石田ひかりさんは小悪魔っぽい役は珍しいですよね。 いつもおしとやかっていうか、でも似合うんですよね。 でも「あすなろ白書」頃から好きじゃない女優さんなんですけどね…。

やっぱり1話から引き込まれますね〜「好きっ」って。ぞわぞわしますよ。

佐倉詠一郎は、大手出版社・文洋書店の文芸編集者。 エネルギッシュな行動力から「行動隊長」の異名を取るやり手。 詠一郎の結婚して3年になる妻・あいは、30歳で大手住宅メーカーから独立して、 小さいながらリフォーム会社を経営。 あいはそろそろ子供が欲しいと考えているが、生活時間が違うんですよね。

確かこの2人が寝ているところが素敵だったんですよねぇ。

あいは詠一郎をリトマス試験紙のように試すためにアルバイトを差し向けて、 あいが側にいるのに携帯を教えてくれと言う女も恐ろしいよね…。 でも詠一郎は田舎を思い出せって説教して、奥さんとしては安心ですね。 これで生涯妻を愛する男の誕生。しかもひそかに真鍋かをりでしたね。

晶午もいいですよね〜あいとの関係がすごくいいんですよね。そして助けてくれる。

詠一郎は新進のアクション作家・前園耕作に狙いをつけ、 映画館から引き込むところがうまいですよね〜つかめないキャラクターがまたいいんですよね。 これまでとは全く違った恋愛小説を書かせ、より大きく脱皮させようと狙っているらしい。

あいの親友・天地操の夫が亡くなり、葬式に出席。 操は詠一郎を見つめながら何かを口ずさみ、詠一郎は奥村チヨの「恋の奴隷」を歌っていると気づく。 そのことを前園に話すと食いつき、こうやって取り込むのかしら？

操を励ますために佐倉家へ呼び、前園も見てみたいと参加。あいと操は昔話をして盛り上がり、 趣味が合うと話すが、「好きな男の趣味も一緒？」…これが問題なんだよね。 まぁ親友なのにずっと会ってないという時点で何かあったって思うよね…。

「釣った魚に餌やらない」ではなく「苦労して釣った魚は人に食わせない」理論は良かったね。 みんなそうであって欲しい。

弟が谷原さんなんですよねー何か事情で会えないんですよね？確か。 でも妙な家でしたねー商店って書いてあるし、あいがリフォームしたんだっけ？

操は詠一郎に会いに行き、詠一郎は「恋の奴隷」のことを聞こうとするが、 操は自分を透視しているってもう艶めかしくて、ドキドキしますよね。 この女に落ちたら、溺れるって感じ。

「どうしよう…。好き。 あなたのこと好きになっちゃった。どうしよう。 だめだめだめ。あいの旦那さんだものね。これっていけないことですよね？ 私、好きになっちゃいけない人好きになっちゃった？」

女はこんな女って鼻で笑えるけど、男ならひっかかるんだろうな…。 何度見ても、私も完全に勝つ自信がないです。