里見八犬伝
1月2日（日）、3日（月）　TBS系　21:00-23:24
原作：滝沢馬琴　脚本：大森美香　演出：土井裕泰　衣装：ワダエミ　題字・劇中筆文字：武田双雲　アクション指導：坂口拓
P：鈴木早苗、中川善晴、那須田淳　音楽：Infinix　主題歌：S.E.N.S「Brave　Soul」
出演：滝沢秀明　仲間由紀恵　菅野美穂　渡部篤郎　綾瀬はるか　押尾学　小澤征悦　佐藤隆太　山田優　照英　勝地涼　山下翔央　泉ピン子　武田鉄矢　陣内孝則　ともさかりえ　大杉漣　田辺誠一　小日向文世　佐野史郎　坂本冬美　三浦理恵子　京本政樹　長塚京三　ほか
滝沢馬琴が28年の歳月をかけて執筆したスペクタクル巨編「里見八犬伝」を初のドラマ化。室町時代中期の安房国を舞台に、領主・里見義実の娘、悪女の霊にとりつかれた悲運の伏姫は里見家によって処刑された玉梓の亡霊に「犬の子をはらんでいる」と言われ自害。その際、伏姫の腹から飛び出した仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字が浮きでる八つの霊玉を持つ八人の若き武士たちが、戦国初頭の関八州（関東地区）を舞台に、里見家を救うために活躍する娯楽時代劇。
C A S T
犬塚信乃戌孝（いぬづかしのもりたか）　‐‐‐　滝沢秀明	犬川荘助義任（いぬかわそうすけよしとう）　‐‐‐　佐藤隆太
犬山道節忠與（いぬやまどうせつただとも）　‐‐‐　小澤征悦	犬飼現八信道（いぬかいげんぱちのぶみち）　‐‐‐　押尾学
犬田小文吾悌順（いぬたこぶんごやすより）　‐‐‐　照英	犬坂毛野胤智（いぬさかけのたねとも）　‐‐‐　山田優
犬村大角礼儀（いぬむらだいかくまさのり）　‐‐‐　勝地涼	犬江親兵衛仁（いぬえしんべえまさし）　‐‐‐　山下翔央
伏姫（ふせひめ）　‐‐‐　仲間由紀恵
ゝ大法師（ちゅだいほうし）・金碗大輔孝徳（かなまりだいすけたかのり）　‐‐‐　渡部篤郎
浜路（はまじ）　‐‐‐　綾瀬はるか	里見義実（さとみよしざね）　‐‐‐　長塚京三
杉倉木曾介氏元（すぎくらきそのすけうじもと）　‐‐‐　山下真司	堀内蔵人貞行（ほりうちくらんどさだゆき）　‐‐‐　奥村公延
玉梓（たまずさ）・妙椿（みょうちん）　‐‐‐　菅野美穂（二役）	扇谷定正（おうぎがやつさだまさ）　‐‐‐　大杉漣
籠山逸東太（こみやまいっとうた）　‐‐‐　武田鉄矢	足利成氏（あしかがしげうじ）　‐‐‐　京本政樹
赤岩一角（あかいわいっかく）　‐‐‐　陣内孝則	馬加大記（まくわりだいき）　‐‐‐　佐野史郎
山下定包（やましたさだかね）　‐‐‐　佐々木蔵之介	船虫（ふなむし）　‐‐‐　ともさかりえ
横堀在村（よこぼりありむら）　‐‐‐　金田明夫	巨田助友（おおたすけとも）　‐‐‐　坂口拓
畑上語路五郎（はたがみごろごろう）　‐‐‐　山口馬木也	品七（しなしち）　‐‐‐　石黒英雄
大塚蟇六（おおつかひきろく）　‐‐‐　小日向文世	亀篠（かめざき）　‐‐‐　泉ピン子
網乾左母二郎（あぼしさもじろう）　‐‐‐　田辺誠一	簸上宮六（ひがみきゅうろく）　‐‐‐　渡辺いっけい
犬塚番作（いぬづかばんさく）　‐‐‐　杉本哲太	クミ　‐‐‐　三浦理恵子
ぬい　‐‐‐　黒川智花	きぬ　‐‐‐　坂本冬美
乞食（こじき）　‐‐‐　大倉孝二	和女九郎（わめくろう）　‐‐‐　皆川猿時
鴎尻並四郎（かもめじりなみしろう）　‐‐‐　二反田雅澄	軍木五倍二（ぬるでごばいじ）　‐‐‐　緋田康人
やす平（やすへい）　‐‐‐　半海一晃	土太郎（つちたろう）　‐‐‐　佐藤正宏

後編　ついに里見八犬士集結運命の最終決戦へ！

八犬士が集まってゆくのはやっぱり面白かったんだけどーそこが主だったような？

毛野は馬加大記を殺して、あれはおみごとでしたね！でも男だったとはビックリ！女性がいるんだぁ…なんて思っていたので。

船虫はやっぱりあれで終わりではなかったね…でも目が見えなくなって、また遊女をしていて、さらには玉梓に呪いをかけられて、化け猫が化けた赤岩一角の妻にまでなってるし。そして道節を殺そうとするんだけどー本当の気持ちを取り戻し始めて、でも自害してしまうとは…もはやそれしか手段はなかったんだよねー愛する人を守るためには。切なかった…。

浜路を助け出したゝ大は刺されてしまって、みんなが助けに来て、ここでついに最後の犬士・親兵衛の左手が開きましたね〜そしてやっぱり中に玉が！でもそれを見守るかのようにゝ大は亡くなって、自分の務めは果たしたものね。

玉梓は扇谷と足利を結託させ、里見と戦わせようと企み、襲い掛かったところに八犬士が登場。

そんな中、玉梓は義実を殺そうとして、でもそこへ信乃様登場。玉が光り輝き、信乃と刺し違えるところは、村雨丸が水しぶきをあげてキレイだった！玉梓の剣の持ちなれてないところがまた良かったし♪

玉梓は亡くなり、伏姫と再会して、呪う心が玉梓を生きさせていたんですね…きっと伏姫も。そして戦はなくならないと言う玉梓を伏姫が抱きしめるところは良かったなぁ…そして後を生きるものに任せようと。

里見には緑が戻り、呪いも解け、義実は扇谷に関東を制圧する気はなく、戦のない安らかな国にし、道節と毛野に謝罪をするように言い、反戦を強く訴えるドラマだったんですね…まぁ新年ですし。

信乃も戦いのない国には村雨丸は必要ないっていうのももっともだよね。そしてあざは消え、全ての終わりを意味していたんですねーなんだか寂しかったけど、この8人の繋がりは変わらないですものね。

最後は信乃と浜路の結婚ですか〜でも一応甥っ子になるのでは？なんて考えてはいけないんだよね？微妙に伏姫が産んだ訳ではないし。

さすが豪華だし、みごたえのあるドラマでしたね〜タッキーの美しさもなんだか久々に満喫って感じで、ただ時代劇続きので次回は現代劇を見たいですね。あと菅ちゃんは素晴らしかったわ！抜群の存在感に悪女っぷりが良かったし。

衣装も素晴らしかったですね〜金スマでワダエミさんの回を見て、衣装って大事なんだなぁ〜って実感していたところだったので、今回も素晴らしい色だった♪中でも玉梓の衣装が一番好きだった。

前編　仁義礼智忠信孝悌！今甦る伝説のスペクタクル超大作！

さすがお金もかかってるし、出演者も豪華だし、みごたえはありますね…ただCG、CG過ぎたところは冷めたけど。

「里見八犬伝」ってもちろん聞いたこともあるんだけどー読んだことはなかったので、ちょっと名前とか関係性とか予習が必要でしたね…失敗。しかも時代劇ってレビューが書きにくいので、あらすじのようになっているけど、勘弁して下さい。

ワダエミさんの衣装のおかげだと思うけど、色がキレイ。

室町時代の中期。房総の安房国領主の山下定包の妻・玉梓が里見義実によって処刑され、死の間際に「私を斬るなら末代までたたってやる」と言い残し、義実の少しの気の迷いと考えを変えたことを原因になってしまうとはね…。そして言葉通りにその日から里見は呪いに苦しめられる日々が続き、本当に呪われてしまったんだね…玉梓、恐るべし。

亡霊となった玉梓は里見の娘・伏姫をのろい、「そなたは呪いの犬の子をはらんでいる」と告げ、金碗大輔は玉梓を殺そうとして、伏姫を射てしまい、伏姫は里見を守るために自害し、そこから「仁」「義」「礼」「智」「忠」「信」「孝」「悌」の8つの玉が飛び出し、これが八犬士となる訳だね…こんな物語を考え付く滝沢馬琴はすごいわー感動。

敵は玉梓なんだね…何も知らなかったけどーTHE 時代劇って訳ではなくて、呪いの話だとやっと知った…お恥ずかしい。ただ菅ちゃんは悪女は似合うからーものものしい雰囲気がいい感じ♪

「孝」の玉を持つ信乃は「義」の玉を持つ犬川荘助とあっけなく出会い、でもまだ事情は知らないんだね。

信乃は父の遺言に従って足利家の宝刀・村雨丸を古河の御所に届けるために旅立ったが、網乾左母二郎に刀は偽物とすり替えられており、勝てないからって情けない男。

祝言から逃げ自害をしようとした浜路は網乾左母二郎に助けられて、でもすり替えたと知った浜路は仇を取ろうとするのだが、そこを「忠」の玉を持つ犬山道節に助けられるが、消えてしまう。

蟇六と亀篠は酷かったけど、無残だったねー！しかも荘助が切り付けて、罪人にされちゃうし、でも助ける信乃はかっこ良かったなぁ。3人の団結力も固まっただろうし。

追われた信乃は犬飼現八と死闘を繰り広げるるが、海に落ちてしまい「悌」の玉を持つ犬田小文吾に助けられ、3人は同じ痣、同じ玉を持っていて、飯の中とか土の中から出てきたっていうのはすごかったけど。

そして小文吾の宿に伏姫の許婚だったゝ大法師は玉を捜す旅に出ており、ここで事情を初めて知る訳ね！そして皆を引き合わせたのだと。こうゆう人物がいないと養父母も知らない訳だから、分からないよね。

そして道節は仇討ちをすることが目的なんだねーなんか協力性もないし。あと船虫はどうなったの？あれで終わり？？？

信乃・荘助・現八・小文吾・道節が一応揃ったってことかーあと3人。

ビックリだったのは浜路が里見の姫だったとはね〜だから玉梓のところに映った訳か…。そして玉梓は刺客を送り、浜路を拉致。しっかり明日も見たいと思うところで終わるね〜八犬士も揃ってないし、前編だけではかなり消化不良。

ただ「そこにいるよ〜」って教えてあげたいドラマだよね！大角も、犬坂毛野も、浜路とか。一番は親兵衛だけど。