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| 9 （2015.12.11） | 8 （2015.12.04） | 7 母との約束…理想の出産って何？ （2015.11.27） | 帝王切開は出産ではないと言う年配者がいるらしいですからね。 無事生まれることが奇跡だってことを忘れているのかね？ 助産院での自然出産こそが赤ちゃんにとって一番の幸せだと、 | 信じて疑わない森亜沙子（南沢奈央）は、バランスの取れた食生活を送り適度な運動を欠かさない、 出産への意識がとても高い妊婦。しかし、助産院での出産への思いが強過ぎるのか、 病院の産科を毛嫌いする一面もあった。義務付られている病院での健診では、 担当医のサクラと一度も目も合わせないほど、病院での出産を嫌悪していた。 一方、陣痛の痛みに耐えられない妊婦の山田郁美（足立梨花）は、 | 助産師が主導で進められる正常なお産にもかかわらず、 サクラに対して産科医なのになぜ何もしてくれないのかと叫ぶ。 そんな言いたい放題の郁美に対しても、小松は手が当たって叩かれるが、 力強く手を握って励まし続ける。初産で不安がいっぱいな妊婦には、 もっと寄り添う時間を増やしてあげたいが、病院ではそれがかなわない。 実は助産院を開業した同期から引き抜きを受けていると、小松はサクラと下屋に告げる。 真弓が白川に子どもが出来たと話しているところを聞いてしまい、 | 白川の子だと勘違いするけど、指一本触れていないと、白川では無く、 ジョン・レノン系の彼氏・大森太助（角田晃広）の子どもで、 言いづらくなってしまっているとみんなに相談し、呼び出して打ち明けると、 「赤ちゃんの名前どうしよう」と、とても喜んでくれる。 新井は助産師・野々村秀子（冨士眞奈美）に緊急搬送は勘弁してくれと、 | 理想の出産を満足げに語り、野々村はこれまで事故は無いと、 四宮は助産院で子どもを産むことを認めるのは問題だと、 出生率を上げて来たのは周産期医療だと言い、小松と四宮が言い争う事態に。 山田はちゃんとお医者さんが取り上げてくれていたらいい子になっていたと、 | マタニティ・ブルーになっていて、小松はなだめるけど、 産後うつにならないように気を付けると話す。 四宮は外来をつわりの真弓から変えてくれと言い出し、 | サクラはあれは四宮の分かりづらい優しさだとフォローし、小松の実家は助産院で、 グレて補導されて、その日に初めてお産を見たと、 でも先天性横隔膜ヘルニアで赤ちゃんが亡くなり、不起訴にはなったが、 亡くなったことは事実で助産院を閉めてしまったらしい。 でも小松は病院で働いていて、同期の助産院いいなと思ってしまうと、 | でも全ての責任を背負う度胸なんて無いと、 サクラは助産師がいなかったら出産は成り立たないと話し、 今橋は下の子は助産院で産んだのだと、四宮に小松は一つ一つのお産に向き合っていると話し、 前の病院で受け入れまくる方針にたてついてクビ同然だったのだと話す。 山田は可愛いと思えないと、みんな当たり前にやっていることはどうしてできないのかと、 | 小松は親子になって4日だと、お母さんがいるから赤ちゃんがいるんだよと励ます。 森の出産を助産院で行っていると、サクラに野々村から連絡が入り、 | 森は陣痛の進行が止まっていると、サクラは赤ちゃんが弱って来ているから、 帝王切開で産むべきだと言うけど、森は自然に産むって決めていると拒否し、 野々村は何のために頑張ったのか、赤ちゃんのため？それとも自分のためかと、 あなたと赤ちゃんの命よりも大事なものはないと話す。 苦しんで産むから子どもは可愛いんでしょうと、 | ではないとお母さんのような立派な母親になれないと言い、野々村はそんなのは迷信だと、 私も帝王切開で赤ちゃんを二人産んだのと打ち明け、森は帝王切開へ。 森は母親のお産のことばかり考えていて、女の子が生まれ、 | 「帝王切開は確かに手術です。ですが、帝王切開は自分病気を治す訳でもなく手術台に乗るんです。 帝王切開は立派なお産です。ちゃんと産むというのはそういうことです」と言うと、森は涙を流す。 小松は野々村に話し掛け、助産師をしているのは怖くないかと聞くと、 | あなたはどうなのと、怖いと言うと、優秀な助産師なのねと、 病院で働くのと助産院で働くのに何か違いがあるのかと、自分を優秀だと思ったことは無い、 お母さんと赤ちゃんが無事ならそれでいいと、臆病なくらいでちょうどいいのだと話す。 小松は母親のような助産師にならなければいけないと思っていたけど、 | 自分なりの助産師であればいいと、ここで臆病な助産師を続けるとサクラに話す。 四宮は小松に意見を聞き、みごとに的中し、 | 真弓は太助のライブに誘うけど、客はおらず、だろうね。 6 タイムリミットの先に （2015.11.20） | ペルソナ総合医療センターに、腹痛と出血を訴える妊娠31週の妊婦が運ばれてくる。 すぐに緊急開腹手術を行うが、子宮破裂を起こしていたため子宮は全摘、赤ちゃんも助からなかった。 妊婦は43歳。2年前に子宮筋腫を切除する手術を受け、不妊治療の上の妊娠だった。 加瀬は早くに産んでおけばよかったと軽々しく言い、下屋の逆鱗に触れる。 サクラが診察する妊婦の竹下敦子（森口瑤子）も43歳。5年間の不妊治療の末、 妊娠し臨月を迎えたが、妊娠高血圧症候群が懸念され、大事を取って入院することに。 四宮はプロジェクトが大事だから今回は諦めようと思うと言われて、 | 卵子の数は増えることは無く、来年か再来年は妊娠率は下がると、 プロジェクトもあなたにしか出来ないが、 その子を産むこともあなたにしかできないと話すと、考えると話す。 不妊外来は人が多く、そこに相沢美雪（西田尚美）が今回も着床せず、 | 体外受精を考えてみないかと言われる。 永井（小栗旬）は芽依のことで仕事を引き継ぐように言われて、 | 仕事をしながら一人で育てるのは大変だよね。 あんな形で妻を亡くして、泣き言も言えないよね。 そんな中、鴻鳥のもとに娘の芽依を抱えた永井が飛び込んでくる。 | 芽依の母・晴美（川村ゆきえ）は臨月で交通事故に遭い、 鴻鳥が帝王切開手術で芽依を取り上げた後に亡くなった。 芽依は健康に生まれ現在6ヶ月だが、この日、永井が保育園から芽依を連れて職場に戻り、 仕事に没頭しているうちに急に発熱したという。 永井は男手一つで芽依を抱え、仕事と子育てに手一杯になりながら、 | 懸命に父親になろうと奮闘していて、 でも晴美ならもっとちゃんと見れただろうと駄目だと感じていて、 でも頑張らなくちゃだと、本当の幸せは生まれてからにあるとサクラに話す。 晴美もBABYを聴いていて、芽依も好きなようで、サクラはドギマギする。 竹下のカンファレンスで、また43歳かと、白川は不妊治療は妊娠すればゴール、 | 産科は生まれればゴール、皺寄せが新生児科に来ると言うと、 今橋にそれは違う、生まれればゴールなんて思っていないと話す。 管理入院中の竹下の血圧が上がり出産することになり、しかし手術中の竹下の出血量が多く、 | 弛緩出血で子宮を全摘することになり、ランニングで小指を骨折した船越が痛くて手際が悪く、 そこへ加瀬がやって来て、無事助けられる。 竹下は年齢のせいかと聞くが、そうかもしれないが、分からないと話す。 竹下はずっと神様に育てる時間を下さいとお願いしていたと言い、 | 夫もよく頑張ったと良い夫で、本当に支えがないと出来ないことでしょうからね。 相沢はBABYのライブに行き、でもオンコールで中断してしまう。 | 5 14歳の母この子のため少女の決心 （2015.11.13） | こころが定期検診にやって来て、お世話している乳児院の加賀美美智子（浅茅陽子）は、 サクラを知っているようで、喘息はもういいのかと声を掛ける。 今橋のもとに「NPO法人ツグミの会」の代表者・笠原節子（烏丸せつこ）が訪れる。 | 同会は親の養育が受けられない子どもと、 子供が欲しくても授からない夫婦をつなぐ特別養子縁組をサポートしている。 中絶や虐待、産み捨てからより多くの赤ちゃんを守るため、 ペルソナ総合医療センターの協力を得たいとの熱心に要望。 部活動で倒れた中学2年の吉沢玲奈（山口まゆ）はお腹が張っていて、 | 生理不順で、半年くらい生理が来ていないという。 そこで初めて妊娠したのではないかということを知ったらしい。 院長の大沢に同級生の県会議員・元倉和雄（螢雪次朗）から連絡が入り、 | 紹介で吉沢玲奈が母親の吉沢昌美（中島ひろ子）に連れられてサクラの診察を受ける。 玲奈は妊娠8ヶ月。堕胎できない状況の玲奈にサクラは、 若い年齢での出産について丁寧に説明しようとする。 だが、本人は実感がないのかまるで人ごとで、エコーもCGアニメみたいと話す。 玲奈は2ヶ月後にバスケの試合があると予定通りにいけば試合に出られるかと、 | 麻酔を打てば陣痛も痛くないとネットに出ていたと、 自分が母親になるという覚悟もなければ、新しい命が宿っている自覚すらない様子。 おなかの子の父親・元倉亮（望月歩）も同級生。当事者二人が中学生のため、 | 今後のことを両家の親が話し合ったというが、吉沢家は母子家庭で、 実家の母親に預けるつもりだったが、糖尿病になって難しかったと、 元倉の父親は養育費は持つが赤ちゃんは任せたいと、一方的な発言で話は平行線をたどり、 昌美は現状で手一杯だと、赤ちゃんを誰が育てるのか決まらない。 乳児院か、今橋は特別養子縁組も選択肢に入れてはどうかと、 | 玲奈は亮に連絡するが応答が無く、サクラと今橋と下屋と向井はツグミの会に行き、 早いうちに特別養子縁組を行いたいと、ただ選考は厳しいと、それで諦める人も多いと話す。 特別養子縁組を希望する人に会うと、障害があっても変わらない、 | うまく言えないが授かりものだからと聞く。 サクラは加賀美に会いに行き、3年間お母さんだった人で、喘息で心配で眠れなかったと、 | サクラはここで初めてピアノを弾いたことを思い出し、 加賀美は最後にサクラを泣いて見送れなかったことを思い出し、 今度は立派になったサクラを見送る。 玲奈が臨月を迎えたころにやっと元倉と亮を大沢がひっぱり出して来て、 | 元倉は特別養子縁組でいいと、サクラは中学生だろうと赤ちゃんの親は二人だと、 二人で話し合うべきだと話す。 亮は妊娠したって聞いてテンパってしまって、子どものことを考えていなかったと、 | 玲奈は最初に来た時よりずっと母親になっていて、 玲奈はサクラにどうして産科医になったのかと聞き、 僕には産んでくれた母、乳児院の母、養護施設の母の3人の母がいると、 産んでくれた母親は癌で亡くなり、それはサクラがお腹にいる時で、 治療よりサクラを優先し、大沢が主治医だったようで、 サクラが生まれた時すごく幸せそうだったと、 赤ちゃんもお母さんも誰一人死なせない産科医になるんだと思ったと話す。 玲奈はこの子を養子に出そうと思うと、その方が幸せになれると思うからと、 | 赤ちゃんの幸せが一番だと、玲奈に陣痛が起こり、亮もやって来て、 何もできないという亮にそうだよ、何もできないと、 しっかり考えないと、受け止められる大人になれるようにと話す。 玲奈は無事女の子を産み、玲奈は泣き出し、サクラが連れて行くと言うと首を振り、 | 泣き喚き、亮にも生まれた命を見せ、亮も涙を流し、特別養子縁組の夫妻の元へ。 こんなに早くに引き離すんですね。母乳も出るだろうに。 4 助けたい！あまりに小さいその命 （2015.11.06） | 妊娠21週1日の妊婦・田中陽子（河井青葉）が、 夫の淳（和田正人）に抱きかかえられるようにしてやって来る。 異変を感じて病院へ来る途中に破水してしまい、流産しかかっている危険な状態。 検査を行うと卵膜が破れて羊水が漏れていると、 このままでは赤ちゃんがちゃんと育たないかもしれないと話す。 前日の健診でお腹の張りを訴える陽子に、担当医の下屋は問題ないと帰したばかり。 | どういうことかと詰め寄る陽子に、下屋は言葉が出ない。 サクラが切迫流産は予測が難しいこと、そして赤ちゃんがとても危険な状態なことを説明すると、 そのあまりの厳しい状況に夫婦は呆然とする。 さらにサクラは二人に、24週が目標で500グラムまで持たそうと、 | 産まれても重い障害があるかもしれない、絶対安静はずっとベットで過ごしてもらい、 点滴を行うから副作用もあると、妊娠の継続を望むか、 人工中絶が認められる1〜2日で決めて欲しいと、過酷な選択を委ねる。 淳はやっと出来た子どもなのに、助けるって言ってくれと言うけど、 | 決められるのは二人だけだと話し、決めたことは全力で支えると話す。 一方、患者への説明ができなかった下屋は、苦しい判断を迫る役までサクラにさせてしまったと、 | 医師としての自分の不甲斐なさに落ち込んでいた。 淳は子どものためなら何でもやると、助けて欲しいと決意を固める。 さらに、新任の新生児科医・新井恵美からは、 | 産科と新生児科の合同カンファレンス中に激しく反論され、 四宮は決意は大丈夫なのかと、下屋は産婦人科医として壁にぶつかってしまう。 陽子は絶対安静に入り、疎遠だった陽子の両親がやって来て、 | 淳が連絡したようで、サクラが出演前に陽子に陣痛が起こったと下屋から連絡があり、 でもサクラは下屋は赤ちゃんのことしか考えていない、母体のことも考えて、 説明をして決めてもらってやっとメスを入れられるのだと話す。 下屋は母体の安全を考える産科医としては帝王切開は勧められないと話し、 | 陽子は下屋自身はどう思うのかと聞かれ、両方助けたいと言うと、 陽子も私もだと諦めたくないと話し、カイザーになる。 カイザーで取り出すが、あまりにも小さく、何らかの障害が残ることを覚悟して置いて欲しい、 | 1週間が山だと、それからも一進一退を繰り返すだろうと話し、淳は黙って聞き、 何かしてあげられることはないかと聞くと、さわってあげてくださいと言われて、 指を入れると手を握り、父ちゃんが付いていると涙を流す。 陽子も翌日会いに行き、淳は小さくて泣くなと釘を刺し、 小さいが指を握ると温かいと涙を流し、下屋にお礼を言い、この子を産んでよかったと話す。 3 風疹で…２つの手が繋ぐ奇跡 （2015.10.30） | これで風疹の予防接種増えるんじゃないの？ サクラは、10年前出産に立ち会った瀬戸加奈子（石田ひかり）と、 | そのとき生まれた娘・遙香（山田望叶）に再会する。 遙香は、ピアノを弾くのが大好きな笑顔の可愛い少女に成長しているが、 加奈子が妊娠中にかかった風疹の影響で先天性風疹症候群で、白内障を患い目が不自由。 心臓疾患もあるため、この日も心臓の検査を受けに来ていた。 遙香に風疹の予防接種を啓蒙するためのテレビ出演依頼が来ているが、 | 加奈子は出演するかどうか今橋に相談。 テレビに出ることで遥香が好奇の目にさらされるのではと懸念しているという。 遙香はBABYのファンでサクラはむせる。 一方、ペルソナ総合医療センター近くでは、妊婦の木村法子（山田真歩）が喫煙中、激痛に襲われる。 | 通りかかった四宮によって救急搬送されるが、子宮から胎盤が剥がれてしまう“胎盤早期剥離”で、 母子ともに危険な状態。実は法子は今まで四宮から喫煙が赤ちゃんに悪影響を与えるからと、 幾度も禁煙するよう注意されてきた妊婦だった。 緊急の帝王切開が余儀なくされ、赤ちゃんは無事泣くが、木村の出血が多く、 | 四宮は子宮を取ると言い出してパニックになり、 サクラは5年前の患者とは違うと落ち着かせ、子宮を残すことに。 四宮は今回は運が良かったと、サクラはどんな出産も生まれることは奇跡だと思っていると話す。 下屋は四宮に5年前に何があったのかと、小児病棟に通っているのは5年前の子どもがいると、 | その妊婦は煙草だけはやめられなくて、胎盤早期剥離になり、 母親は大量出血で亡くなり、生まれたつぼみは低酸素状態で重度の脳性麻痺で、 子宮を取ればよかった、怒鳴りつけでも煙草をやめさせるべきだったと、 患者に優しくするものでは無い、 こんなに悔しいなら嫌われていた方がマシだったと思うようになったらしい。 木村は四宮に言われたことを守れなくてごめんなさいと謝り、 | 四宮は業務上のことしか言わなかったが、 木村は助けてくれてありがとうございましたとお礼をいう。 そしてつぼみに今日ちょっといいことがあったと話す。 サクラは遙香を見掛け、加奈子は今橋にテレビはやっぱり断ることにしたと、 | 転ばないようにするのではなく、転んだ時にどうするかを考えたいと話し、 遙香はピアノが弾けるなら出てみたかったとサクラに話す。 遙香はBABYのライブに行き、サクラは遙香に一緒に弾いてもらえないかと声を掛け、 | 遙香は堂々と弾き、加奈子は涙を流す。遙香はやっぱりサクラに気付き、 目が見えない分敏感ですものね。 遙香はテレビに出演を決め、遙香は堂々と出演し、風疹の予防接種を勧める。 | 2 私の命より大切なもの （2015.10.23） | 決められないよね、特に男性は弱いと思う。 周産期母子医療センターの合同カンファレンス中に、救命救急医の加瀬が飛び込んでくる。 | 交通事故に遭った臨月を間近に控える妊婦が運ばれてくるという。 妊婦の晴美（川村ゆきえ）は、頭部の外傷がひどく意識不明の状態だが、胎児の心音に異常はない。 加瀬は血腫は取り除いたが、脳の腫れが酷く意識が戻る可能性は低いと話す。 サクラは赤ちゃんが元気なうちに帝王切開に持ち込むことを提案する。 | だが、出産させることで母体の容体が急変するかもしれないと懸念する加瀬は、 サクラの提案をはねのける。そこへ、晴美の夫の永井浩之（小栗旬）が職場から駆け付ける。 加瀬から晴美の容体の説明を受けるが、あまりに突然のことで事態がのみ込めない。 | 集中治療室（ICU）にいる晴美の姿を見てぼうぜんと立ち尽くす永井。 サクラは一緒に赤ちゃんを見ないかと話し、晴美とおなかの赤ちゃんの状況を冷静に説明し、 永井に奥さんと赤ちゃんのどちらを選択をするかと迫る。 木村法子（山田真歩）は煙草を止められなくて、 | 四宮はタバコを止められない人が母親になる資格が無いと言い、 担当医を変えて欲しいと言われてしまう。 村川郁恵（虻川美穂子）は胎盤が子宮口を覆っていて、 | カイザーになる予定だが、四宮は大量出血したらどうするのか取っちゃえと言うが、 また子どもを産みたいから子宮を残したいと思っていると、サクラはその願いを叶えたいと思っていた。 永井の両親はまだ若いんだからいっそのことと言い、永井を怒らせて、 | あんな薄情なことをいう人間では無かったと、晴美は昨日までピンピンしていたと、 サクラは晴美はあれだけの怪我を負ったのに赤ちゃんは無傷だったと、 晴美はお腹を咄嗟にかばったのだろうと、どうして晴美だけ命がけなのかと言うが、 どんなお産も100％ではないと、晴美は赤ちゃんを産みたいと訴えているように思えると話す。 どうしたらいいか分からなかった永井だったが、動画を見ていて、 | 晴美が心停止を起こし、サクラは四宮を連れて駆け付け、 晴美の言った「自分な命より大切なものってあるんだね」という言葉に、 赤ちゃんを助けて欲しいとサクラに願い出る。 3分でカイザーを行うことになり、赤ちゃんは無事生まれ、女の子で、 | 小松は永井に見せ、晴美に無事生まれたと泣きながら話し掛ける。 サクラは晴美に最期まで綺麗に縫わせて欲しいと話し、四宮にお礼を言い、 戻ってくれと言うけど、こんな頑張った妊婦を見届けない訳にはいかないと、 加瀬もお礼を言うけど、心臓を動かしてくれた加瀬のおかげだと話す。 今橋は晴美の側にいる永井に赤ちゃんを連れて行き、永井は生きていて欲しかった | 、一人でどうやって育てればいいのかと、すると赤ちゃんが生まれるまで頑張ったんだから、 次は永井の番だと言っている声がして、晴美を泣きながら抱きしめる。 サクラはピアノを弾きに行って泣いていて、院長の言う通り悲しんでいた。
| 1ヵ月後、木村は無事に男の子が生まれ、永井は1ヶ月検診に来て、 | 晴美の気持ちをくみ取ってもらってありがとうございましたと、 自分がグズグズ迷っていたから晴美が決めてくれたんだと、 へその緒をお棺に入れたと、生まれて来てよかったと思えるように育てると話す。 小松の歓迎会が開かれ、四宮は来なくて、カイザーで何かあったようですね。 | 1 あなたに会えてよかった〜命の医療チームの奇跡 （2015.10.16） | 妊娠は病気では無いけど、命を産むってことは大変なことに決まってますよね。 生まれてくることは当たり前じゃない。 昔は諦めた命も今は助けられるってところもあるけど。 都内のとあるライブハウスでは、謎の天才ピアニストBABYがライブ演奏中。 | 客席は一杯なのに、開演10分でライブは終了してしまう。 実はBABYの正体は、ペルソナ総合医療センターの産科医・鴻鳥サクラ。 そんなサクラを、救急車から妊婦の受け入れ要請の連絡が入って、 とまどう新米産科医の下屋加江が電話で呼び出していたのだ。 受け入れ要請の妊婦は、産科検診を受けず、妊娠週数も不明の「未受診妊婦」で、 | 未受診妊婦はリスクが高すぎる。 万一、感染症などがあれば、 医療スタッフにとっても他の患者にとっても、極めて危険な患者となる。 しかし「未受診なのは母親のせいで、お腹の赤ちゃんに罪はない」と、 サクラは新生児科にも受け入れ体制を組むように要請。新生児科のリーダー・今橋貴之が、 躊躇する白川領らを抑え、受け入れを決める。 さらに、サクラは、未受診妊婦のフォローのために、 | メディカルソーシャルワーカーの向井祥子にも来てもらうように指示。 矢野夏希（清水富美加）は到着すると足が出かかっていて、すぐにカイザーすることに。 | 下屋は赤ちゃんを押し上げ、そこへベテラン助産師の小松留美子も手を貸すと駆けつける。 手術室で1分で取り出し、無事女の子が生まれ、小松は明日から一緒に働くことになったと話す。 | そしてBABYのことも知っているが、病院では内緒らしい。向井が矢野に話を聞くが、 あまり話してもらえず、ここ1ヶ月間ネットカフェにいたという。 小早川頼子（臼田あさ美）は陣痛で痛がっていて、 | 夫・小早川俊也（要潤）は付き添っていたが、なかなか生まれず、 スタッフが話していた駆け込み出産で感染症という言葉を聞く。 下屋は夏希に赤ちゃんに会いに行こうと言うけど、行かないと言い、 | 姿を消し、サクラは探しに行く。俊也は病院のせいではないかと言うが、 小松が赤ちゃんには都合があると話す。 サクラは矢野を見付けるが、もう生まれたんだからいいでしょうと、 | お金は払うから、赤ちゃんは要らないと言い、矢野は倒れてしまう。 病院に連れ帰るが、あなたたちには分からないと、何が分かるのかと、 父親は女を作って出て行き、母親に「あんたなんて産まなきゃ良かった」と言われて、 自分も言ってしまうかもしれないと、父親は子どもが出来たと言うけど、俺の子かと、 風俗をやっているだろうと、それも借金を返すためで、それなのに「お大事に」と出て行ったらしい。 どうしていいか分からないままどんどんお腹が大きくなって、 | お腹を蹴って産まれたいんだと思ったけど、育てられない、こんな親がいたら幸せになれないと話す。 依子は肩甲骨に肩が引っ掛かって出て来なくて、下屋はカイザーに切り替えようとするけど、 | 小松は待ってと、四宮がやって来て、支給の中で回して、無事生まれる。 矢野は赤ちゃんを見に行っていて、でも抱っこしたら離れられなくなると、 | でも顔を見て、「こころ」と呼び、小早川夫妻に「可愛い」と言ってもらって、矢野は涙を流す。 矢野は女性の自立を支援する力を借りて仕事を探すことになり、 | 下屋は「いつかこころちゃんを」と話し、こころは乳児院に引き取られることになり、 それが一番良い形だったんだろうね。頼れる相手もいなかったんだろうから。 サクラはこころに人より辛いことがあるかもしれないと、サクラも施設に育ったようで、 | サクラは捨て子だと言われるけど、小野田景子（綾戸智恵）は母親は死んでしまったんだと、 辛いこともあるかもしれないが、人の何十倍も幸せになれるかもしれないと言われたことを贈る。 ピアノは景子に教わったようで、だから綾戸智恵か。人生は平等ではないは確かにですね。 四宮が「ぐりとぐら」を女の子に読んでいて、何かあるのかな？
| 永井浩之（小栗旬）の妊娠中の妻・晴美（川村ゆきえ）が事故に巻き込まれ、 | 運び込まれる。小栗さんは来週ってことですね。 |
