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| 第 9 話 （2015.12.09） | 第 8 話 真犯人の孤独 （2015.11.25） | 為頼は、イバラが佐田（加藤虎ノ介）を殺害したことに疑問を感じ、 必死に何かを調べ始める。白神はイバラの事件に少なからず動揺していたが、 病院のイメージ失墜を防ごうと事態の収拾に努めていた。 一方、職場復帰した高島はサトミに、ある提案をする。 為頼の診療所に早瀬が来た。早瀬によると、イバラは殺害時のことを覚えていないという。 | 心神喪失状態になるのではないかと、精神鑑定に持ち込まれると焦る早瀬に、 為頼はイバラとの面会を求める。 為頼の面会に、イバラは佐田の手術をしたと認めるが殺害は覚えていないと言う。 | 為頼は続けてイバラに、服用薬について尋ねる。強くなれる薬と答えるイバラだが、 大量摂取した後のことは覚えていない。 一方のイバラは、為頼に白神は自分がいなくて大丈夫かと様子を聞く。 次の日、高島がサトミを連れて為頼を訪ねてくる。 | 高島はサトミに温かい家庭を見せたいと和枝に頼んでいたのだ。 和枝の機転で料理を手伝ったりするうちにサトミの表情が少し和らいでいった。 料理を食べ終えた頃、高島に警察がサトミに話を聞きたいと言っていること、 | サトミのためにもなるから話してみようと話し、為頼にも同席を求めた。 早瀬はサトミに石川先生一家のことを聞き、一人で行ったのか、 | どうやって殺したかはハンマーとメールを送り、どの順番で殺したか聞くと覚えておらず、 ビニールを被せたのは事実かと、リビングで殺したと言い、 子どもたちは寝室から運ばれてきたのだという。 佐田を見なかったかと聞くと怯えて、高島はここまでにして欲しいと言い、 | するとサトミは「ありがとう」と声を出す。 為頼は白神はイバラを利用したんだと言うと、イバラが差し出したのだと、 | あなたも医者なら分かるはずだと言い、私は白神とは別の道を行くと話す。 犯因症の研究はいいのか、医学界にも為頼が必要だと言うけど、為頼は去って行く。 サトミはご飯を食べなくて、私は何をしたんだろうと、不安に陥っていて、 | 留置所ではイバラが「大切な場所、大切な人」と言っていて、 インターネットで調べると、何かを見付け、イバラを呼ぶけど、イバラは逃げ出し、 白神はイバラは今ここにいるべきではないと、大丈夫だと言い、警察にも連絡する。 サトミはイバラに会い、石川家にいたのはイバラだと思い出し、 | 早瀬は「大切な場所、大切な人」は石川の妻が投稿したもので、 写真は遺体の並び方と一緒で、犯人はイバラだと話す。 高島はサトミを探していて、携帯に血が付いているのを見付ける。 | どうしてイバラが石川を殺さないといけなかったの？ 第 7 話 犯人の死…新たなる殺人の理由 （2015.11.18） | 久留米の往診に出掛けた為頼は、白神の無痛治療の新薬研究に携わるつもりだと話すが、 出来ても服用しないと首をふる久留米は、痛みは私だ、孫の手が一番の癒しだと為頼に告げる。 白神メディカルセンターでは、高島のロッカーから切断された手首が発見されたことで騒然としていた。 | 早瀬に心当たりを尋ねられた高島は、佐田（加藤虎ノ介）の名を答える。 その手首から検出した指紋が佐田のものと一致した。 早瀬は、石川一家殺害事件の重要参考人だった佐田が殺されたとしたら、 | 犯人は一家殺害と関係があるのではないかと意気込む。 白神は秘書の横井から、佐田の手首の件の報告を受ける。 | 高島の解雇を申し出る横井に、白神は会食中に誰と話していたのかと、 知らないと思っているのかと、佐田に高島のことを話したと告げ、全ては白神のためだという。 白神は横井の今までの行動を全て話すよう促し、 | なぜか手術器具の管理状況も調べるよう命令した。 そのころ白神メディカルセンターに出勤した為頼は、 | イバラとぶつかり、早瀬と話してイバラが右手に異常を見て、 ぶつかった時に怪我したと思ったが、腱鞘炎を起こしていた。 白神はイバラを呼び、手術器具が無くなっていると話すと、悪い物を取り除いたと言い、 | どこでやったのかと、今からデータを取ると、横井は退職届を出すが、 お前が増やした仕事が山ほどあると、イバラから目を離すなと命令する。 サトミの手術の日。白神が執刀し、その頃、イバラが手術を行った場所が見付かり、 | そこには白神メディカルセンター・清掃係とあり、 佐田を殺した犯人を捜すために早瀬にも応援が掛かり、 そこでサトミのDNA鑑定の結果を差し出す。 為頼は横井が食事を運んでいるのを見付け、部屋を見るとイバラがいて、 | 白神に聞くとデータを取っているだけだ、警察には全面的に協力をした方がいいだろうと話す。 久留米の急変の連絡をもらい駆け付けると、 | 久留米はゆっくり息を引き取り、為頼が死亡確認を行う。 死亡診断書を書いていると早瀬がやって来て、サトミの犯因症が出るか見て欲しいと言い、 | 一度だけ犯因症の出るはずの無い人間に見たことがあると、亡くなった妻で、 卵巣がんで気付いた時は手遅れだったと、治療は行わないことにし、 治らないことは分かっていたと、それからは好きなことをして過ごし、 最後は痛みを緩和することに専念したが、死ぬ前の晩に犯因症が現れたんだと、 和枝はそんなことありえないと、どうして早く見つけてくれなかったのか、 どうして生きさせてくれなかったのかと言い出し、どうすれば良かったのか、 嫌がる治療を受けさせればよかったのかと、ぶつけ合う。 警察ではイバラが目を付けられ、為頼はサトミに声を出してみるかと、 | 自分の意思で出せばいいと話し、白神の部屋に行くとイバラが薬を大量に食べていて、 離脱症状だろうと、白神に痛みを取り除くことは正しいのかと言うと、 死期の迫った人間は哲学的になると、家族だったらどうするかと言うけど、 弟がいたと、為頼も妻を亡くしたと話す。 するとイバラに犯因症が出て、為頼がどうしてと言うと、 | 白神は佐田を殺した犯人だからだと言い、早瀬もやって来て、明日引き渡すと言い、 為頼は無痛治療にすぐに協力するとは言えなくなったと話す。 第 6 話 診えない眼 （2015.11.11） | 為頼が菜見子のマンションへ急ぐと、ポリ袋をかぶせられた高島が倒れていた。 高島は頭部から出血しており、為頼は付き添って搬送先の白神メディカルセンターへ。 高島のマンションを検証した早瀬は、頭に被せられたビニール袋、残されたプリンの容器と、 未解決の一家殺害事件の現場との酷似に憤る。 そして為頼の前に現れ、佐田（加藤虎ノ介）との面識がありながら野放しにしたことを責め、 | 為頼は犯因症が見えなかったと話す。今回の事件と一家殺害の酷似を早瀬に知らされた為頼は、 犯因症が見えなかったことにショックを受ける。 その後の捜査で高島のマンションに残された佐田の足跡が、一家殺害現場のものと一致する。 | さらに、一家殺害現場に落ちていた毛髪が、サトミのものであることを知る早瀬は、 関連性を追おうと意気込むが、暴走を案じた上司によって捜査から外されてしまう。 太田は早瀬を行かせ、為頼は早瀬のところに行き、 | 佐田の足跡が一致したこと、サトミが現場にいたことを聞く。 サトミは高島の体を心配してメールを打つが、返事は来ず、高島の携帯は事件で紛失していた。 | イバラも高島の身を案じていて、痛みがなくなると良いですねと声を掛ける。 久留米の様態が悪くなり、為頼は駆け付けるけど、 | モルヒネを拒否して、このままでいいという。 佐田は横井に連絡して来て、押しに弱いと言ったのはお前だと、 | 高島を驚かせようとして気を失っただけで、どうして警察に追われているのかと話すが、 こんなにことを大きくしろなんて言っていないという。 為頼は白神に久留米のことを相談すると、無痛の新薬の話をし、 | イバラは高島に輸血すれば痛みが無くなるのではないかと思っていて、 白神と為頼は見える分突き付けられる、為頼は無力さを感じると話すが、 白神は同じ能力を持っている為頼に出会えて嬉しかったと、 分かってくれるだけでもいいのではないかと話す。 サトミは高島だと思ってメールをしていて、会いに行くと死んじゃえとメールが来て、 | ショックを受けて走り去る。為頼は高島から携帯を無くしたと聞き、 サトミは誰とメールしていたのかと、早瀬に確認を取ると情報は無く、 佐田が高島の携帯を持っているかもしれないと、 為頼はサトミに高島とメールをしているつもりかもしれないが、高島では無いと、 携帯を見せて欲しいとお願いし、見せてもらうと相手は高島では無かった。 高島の携帯の発信源は一家殺人のあった家で、向かうが携帯だけ残されていて、 | 為頼は高島が危ないと、佐田は高島の病室に現れ、高島を連れ出し、 警備室にも白神に連絡があり、為頼はサトミに連れられ、佐田を見付ける。 為頼は犯因症を見て、佐田には何もできないと判断し、やってみろと詰め寄る。 | すると佐田はナイフを落とし、逃げて行き、為頼が追いかけると、 イバラが佐田を殴って拉致していた。 イバラはオペをすると言い、だから見学してたの？ 第 5 話 金髪の少女が抱える殺人の記憶 （2015.11.04） | 為頼の診療所に、佐田（加藤虎ノ介）が頭痛を訴えて現れ、 自分は高島の婚約者だと話し、為頼と和枝は驚きながらも祝福する。 そして仕事は車関係か、エコノミークラス症候群に気を付けるように話す。 白神メディカルセンターで患者の診察を行うことになった為頼は、 | 初日に病院内で早瀬を見つける。石川家一家惨殺事件の真相を追う早瀬は、 病院内でよく絵を描く患者はいないかと為頼に尋ねる。 サトミのことが浮かんだ為頼は、絵を描く人物から話を聞きたいと訴える早瀬に、 | サトミの名を伏せたまま協力することにした。早速、為頼は高島を訪ねる。 サトミは絵に描いた家族を殺害したのは自分だと思っているらしいが、 菜見子はサトミに殺人などできるはずがないと否定する。 そんな高島に為頼は、自分の診療所に佐田が高島の婚約者だと告げに来たことを伝える。 為頼は早瀬に絵の件を報告。事情を聞ける状態では無いと話し、 | 中学生の女子と聞いた早瀬には思い当たることがあった。 現場に残された遺留品の中に、金髪の毛が付着した子供か女性用の帽子があったのだ。 また、早瀬は病院で金髪の少女と出会っていた。 その夜、高島は為頼の診療所を訪ね、佐田にストーキングされていることをやっと打ち明ける。 | 和枝は変だと思ったと、そして為頼は犯因症が見えるのだと、 佐田には見えなかったから大丈夫だと高島を送って行くが、その様子を佐田が見ていた。 早瀬はサトミに目を付け、佐田は白神メディカルセンターの為頼のところにやって来て、 | 高島とどこに行ったのか、診てくれないのかと大騒ぎして、 医師が出来ないようにしてやる、為頼も和枝も殺してやると言い出し、 でも為頼は自分より弱い人を痛ぶることくらいしか出来ないだろうと見抜く。 帰って行く患者もいたが、イバラは「この人悪い人です」「女性の写真を勝手に撮っていた」 | 「為頼先生は白神先生と同じくらいすごいお医者さんです」と言い、 高島もあなたの元に戻ることは無い、私にも病院にも近づかないで欲しいと言い放つ。 佐田はイバラを狙い、殴るけど、無痛症のイバラは何も感じず、血だけが流れる。
| 早瀬がサトミのことを調べると被害者の先生と繋がっていることが分かり、 | サトミに聞きに行き、あの現場にいたのではないかと、サトミは高島にメールして、 高島と為頼が駆け付けると、早瀬の腕を力強く握り、白神は勝手が過ぎないかと言うけど、 早瀬はこの絵は現場を見ていないと書けない、帽子と金色の毛髪が見付かっていると、 自分が殺したと言っていたと言うが、虚言だと話す。 為頼はサトミは犯因症は見えなかったと、サトミと話がしたいと言うけど、 | 病気が悪化したらどうするつもりだったのかと怒る。 為頼は人を傷つける兆候は見えないと、 犯因症が見えると言われてからこの事件が頭から離れないと、 この犯人と同じなのかと思ってしまうと話す。 サトミはいじめられていた頃がフラッシュバックして暴れ出し、 | 為頼はため込んでいる原因が分かったと、 かすれた声しか出せないから聞かれたくなかったんだろうと、 甲状軟骨の骨折だと、両親の虐待でなってしまったのかと、 心の病でしゃべれなくなってしまったと言われる度に傷付き、 手術をすれば元の声が出るようになると話す。 高島のところに佐田が侵入し、為頼にやってやったぞと連絡して来て、殺されたのか、 | 生きていそうだけど。そして現場の金髪とサトミの毛髪が一致する。 第 4 話 天才が見抜く女心 （2015.10.28） | なんでストーカーされているのに言わないの？ 為頼は早瀬から“犯因症”の治療を頼まれるが、為頼は自分には症状が見えるだけで、 | 自分には治すことはできないと答え、精神的なアドバイスを与えようとする。 早瀬は治癒不能な患者に寄り添うことは、為頼の自己満足だとののしる。 その後、久留米を往診した為頼は早瀬とのやりとりを話す。 | すると、久留米から早瀬には為頼の助けが必要だと諭される。 そんな中、早瀬は野々村涼（奥野瑛太）が殺害された事件を担当する。 | ニュースで事件を知った高島は驚く。野々村は菜見子がよく行くコンビニの店員で、 前夜も仕事帰りに立ち寄っていたからだ。 すると、菜見子の携帯電話が佐田要造（加藤虎ノ介）からのメールを着信。 コンビニでの菜見子と野々村の写真が添付されたメールには 「天罰が下った」と記されており、高島は凍り付く。 早瀬は防犯カメラから高島に話を聞きに行くと怯えた様子で、 | 知り合い程度だと何も知らないと言うけど、ドアの前にあった煙草が気になる。 そして煙草は野々村の腕を焼いたものと同じだった。 高島は2年前、瀬野愛莉（飯豊まりえ）という少女のカウンセリングを担当していたころに、 | 佐田と交際していた。愛莉は快方に向かったが、佐田は次第に菜見子への独占欲を露わにし始め、 ついに暴力までふるわれるようになり別れを告げた。 為頼は白神に犯因症のことを話し、無痛治療にも繋がるのではないかと話し、 | 研究が病院に行く条件だと話すと、白神は面白いと了承する。 為頼は帰りにイバラの血を見た興奮した南サトミに遭遇する。 | その姿を佐田が写真に撮っていて、それをイバラが見ていた。 早瀬は野々村のタトゥーから同じタトゥーを掘った女性を見付け、 | 為頼は白神メディカルセンターで犯因症の女性を見掛け、 慌てて追いかけ、女性は瀬野で、高島のところに行き、 高島が言ったように過去を全て話したらありえないと言われたと、 高島のせいだと首を絞めてナイフで刺そうとして、 そこへ為頼、早瀬が到着して逮捕する。高島は怯えていた。 早瀬はサトミを絵を見付け、一家殺人の絵で、白神に声を掛けられ、描いた人間を問う。 | 佐田は為頼の診療所に行き、犯人ではなかったようだけど、ストーカーですからね。 第 3 話 熱血刑事が抱える…殺意の秘密 （2015.10.21） | 為頼は和枝と亡き妻・倫子（相築あきこ）の墓参りに出掛ける。 その頃、早瀬は元同僚から、3年前に早瀬が逮捕した篠崎（松下洸平）の退院を知らされる。 篠崎は殺人容疑が掛けられたが、妄想型統合失調症と診断され無罪となり、 精神科病院に入院していた。病院へ向かった早瀬は篠崎を見付けるが、 退院する篠崎に付き添う母親に、息子を刺激するなと言われる。 そんなある日、早瀬に太田が深夜に発生した殺人未遂事件について話す。 | 20代の女性が男に顔を殴られ、首を絞められたというのだ。 早瀬は被害者の指の爪が剥がされていなかったかと聞くが、剥がされていなかった。 為頼が診療所で診察していると、早瀬がやって来た。 | 太田から聞いた殺人未遂事件について話す早瀬は、よく似た事件が3年前にも発生したと言う。 その時は、被害者は殺害され薬指の爪を剥がされていた。犯人は篠崎。 早瀬は、無罪となった篠崎は病気を装っていたのではないかと疑っている。 そして、為頼に篠崎を診て欲しいと詰め寄る。 早瀬は鑑定をやり直せと暴れたようで、心神喪失状態は神にしか分からないと、 | 早瀬に付き合い篠崎を診た為頼は、薄いが犯因症を確認。 すると、即座に早瀬は篠崎の尾行を開始するが、太田たちに止められる。 白神は無痛医療を見せたいと、為頼を呼び出し、無痛症のイバラに会わせ、 | 精神的にも痛みを感じたことが無いと聞く。 爪の剥がされた遺体が見付かり、篠崎のところに行くといなくて、 | 為頼のところに行き、右手がうまく動かないから乗り物にもうまく乗れないだろうと話し、 早瀬に犯因症が出ており、為頼は行ってはいけない、 犯因症が出ている、何度も見ていると話してしまう。 篠崎は自転車で接触事故を起こし、逃げて行く篠崎を早瀬は見付け、 | 許さないと首を絞めようとするけど、ギリギリで踏みとどまる。 そこへ警察官が目撃情報も出たと、確保される。 一方、白神陽児の病院では南サトミが病室からいなくなり、高島が探して見付けると、 | 殺人事件の家の前にいた。そしてその姿を写真に撮る男が見詰めていた。 早瀬は為頼のところで待っていて、篠崎は統合失調症の薬の副作用で右手がうまく動かないと、 | 早瀬は自分は人を殺せると、犯因症を直して欲しいと為頼に頼む。 第 2 話 同じ能力を持つ男が天才に迫る （2015.10.14） | 為頼は通り魔事件で負傷して白神メディカルセンターで、 治療を受けた和枝の退院を手伝いに行く。 すると白神の秘書が白神が為頼に院内を案内したいと伝えてきた。 白神は為頼を歓迎し、最新設備が整った施設を案内する。 為頼が驚いたのは診療を待つ患者が少ないこと。 | 白神は裕福な患者に医療保険外のオプションサービスで特別料金を取り、 その分、医師の数を増やすことなどで質の高いサービスに務めると、 患者に選択肢を与えているのだという。 一方、早瀬は為頼の能力に高い関心を寄せ、ネットなどで調べていた。 | そんな時、管内で殺人事件が発生。被害者は山田輝久（ジジ・ぶぅ）というアパートの住人で、 自室で腹部を刺されて死んでいた。 しばらくすると工藤一尊（有薗芳記）という男が挙動不審で逮捕される。 工藤は自ら山田殺しを告白する。 為頼のところに母娘がやって来るが、お金が無いから健康保険に入っていないと言い、 | 点滴を行い、診察代は払えるようになってからでいいと話す。 何か腑に落ちない早瀬は取り調べを同僚に任せて出かける。 | 早瀬が向かったのは、診断学の権威で為頼の恩師・久留米の家。 兆候が見えるのではないかと、学生の頃から見えるようになったと、 治せないことも分かるから大学病院を辞め、自分にできるのは患者に寄り添うことだけだと、 そして早瀬は久留米から為頼には殺人を犯す人間に顕れる“犯因症”が見えると教えられる。 早瀬は為頼に会いに行き、敗因性のことを聞いたと、犯因症は数日の残ることが多いと、 | 工藤の面通しを頼む。早瀬に従い、工藤を診た為頼は犯因症は見えないと、 早瀬は憎悪の感情が見えない、病気の兆候が少し見えたと話す。 為頼診療所に白神がやって来て、1年で亡くなったのは6人で全員為頼の紹介した患者だったと、 | 助からない患者を送り込んだのではないかと、サテライトクリニックの登録をお願いしている、 白神メディカルセンターに来ないかと、新しい病院の院長になって欲しいと言い、 為頼は自分は役に立てないと言うけど、痛みのない世界を目指している、 無痛治療だという。注射も痛くないのだという。 どうして為頼が優秀な医師だと言えるかはと、患者の病気を言い当て、 | 自分も同じものが見えると話す。 早瀬は山田が肺気腫を患っていたと聞き、 | 病院を恨んでいたと言っていたのは白神メディカルセンターで、 早瀬と一緒に為頼も一緒に行き、山田の症状を診ると典型的なうつ病の症状だと、 工藤には逮捕されたい理由があるのだと話す。 白神は山田の対応をした医療事務をクビにし、高島はサトミが人殺しをしたことを話すが、 | 警察に言えば病気が悪化するだろう、見守ろうと話す。 為頼は工藤に重症筋無力症を患っていて自覚があるだろうと、 | 山田は自殺だったのだろうと、山田は工藤に警察に言って治療を受けるように言われていて、 山田は痛みを我慢することに疲れたと言っていたと、 貧乏人は痛みも苦しみも我慢しろと言うことかと泣く。 為頼は早瀬に正義感が強すぎると話すが、刑事なんだから当たり前だと言われ、 | 白神はイバラの包帯を見て、どこで怪我したんだと、 誰かに見られたかと話し、無痛治療のためのイバラってこと？ 第 1 話 新ヒーロー誕生…!?病気を見抜く天才は、犯罪を見抜けるか？ （2015.10.07） | こんな能力あったら、苦しいこともあるかもしれないけど、絶対医者になるべきですね。 小さな診療所を営む為頼英介は、患者の病気を外見だけで判断できる特殊な能力を持つ。 | それは一見、素晴らしい能力なのだが、為頼には手の施しようがない患者までわかってしまう。 その研ぎ澄まされた診察眼は、為頼に犯罪者特有の兆候“犯因症”をも見せてしまう。 | 為頼は診療所の看護師で義理の姉・井上和枝（浅田美代子）と町を歩くが、 その間も道行く人々の病状が見えてしまいむなしく思う。 そんな為頼が和枝と別れた直後、犯因症の兆候を持つ男性（小久保寿人）と擦れ違う。 | 男性が和枝の去った方角に行くのを確認した為頼は、和枝の身を案じ警察に通報した後、 自身も男性を追う。和枝に危険を知らせて付近の人々を安全な場所に誘導しようとしたところで、 男性がナイフを出して暴れだした。為頼は傷ついた人たちに素早く治療を施し始めるが、 和枝が子どもをかばって刺されてしまう。 そこに、報告を受けた刑事の早瀬順一郎が到着し、躊躇なく男性に発砲して取り押さえる。 | 為頼はトリアージを行い、通り魔によるけが人たちは白神陽児が経営する病院に運び込まれる。 白神メディカルセンターに到着すると、白神も病状を見抜き、 | 救急隊員から現場での為頼の迅速な処置の様子を聞いた白神も為頼に関心を持った。 白神はけがをした和枝のオペを開始。だが、なぜかオペの見学を掃除係のイバラにも許した。 事件現場で聞き込みをしていた早瀬は、為頼からの通報が事件発生前だったことを知る。 | なぜ事件が起きることを為頼が知る事が出来たのか、 興味を抱いた早瀬は状況を聞くが、気が動転していて覚えていないと話す。 早瀬は為頼の経歴を調べるが犯人との接点は無く、発砲したことを上司に叱られる。 | 早瀬は見るだけで分かるのではないか、刑務所の診療所に勤めていたんだろうと詰め寄る。 女性が部屋で亡くなり、早瀬は事件性を疑うが却下され、犯人は精神鑑定を受けることになり、 | 為頼に亡くなった女性の動画を見せ、病気かどうか分かるかと、 死因は遺体を診たらわかるのかと、遺体安置所に連れて行く。 すると毒物による中毒症状が見られると話すと飛び出して行き、 | 早瀬にこれまでに問題を起こしたことがあるのではないかと聞き、 そんなもの刑事には一つや二つあると言い、隣人の部屋にはアイドルのポスターでいっぱいで、 鳥かごにはカナリヤが死んでいて、神経ガスを作っていた。 メモからどれくらいの量で死ぬか隣人を実験台にしたのではないかと、応援を要請する。 為頼は早瀬に事情を聞き、だったら手伝うと、 | |
