「プリンシパル」　著・いくえみ綾 発行年月：2010年5月25日〜　【コミック】 東京の学校でハブられ3人目の継父とはうまくいかず、札幌の実父のもとへ引っ越した糸真。そこで出会ったのは、和央と弦。2人に近づくとハブられるらしいけど、恋に落ちてしまったら仕方ありませんね。 「cookie」で読んでいたのですが、買いそびれて読めなかったりしたので、 もうコミックで買った方がいいと思って、発売を楽しみにしていました。 普通のコミックなのに表紙が可愛い！知らなくてもジャケ買いしちゃいます。 そしてスミレの「プリンシパル」なところも素敵。ツボ。 可愛い和央に、守る弦、でも仲良くして村八分にされる恐怖の糸真。 確かに羨ましい存在ではあるけど、女子の自分の物にならないなら、 みんなで守ろうみたいな良くないところがギスギス…どうなってしまうんだろう？ 2巻はもう7月25日のようなので、楽しみです。　（2011.05.27） 「そろえてちょうだい?」　著・いくえみ綾 発行年月：2010年7月8日〜　【コミック】 いくえみ家に新たな家族・ブンたん（スコティッシュ／オス）がやってきた！ いろんなものに興味津津、好奇心旺盛で賑やかな毎日！ キュートさ溢れるアレコレに癒されること間違いなし！ ブンたんのカラー写真もたっぷり収録！ もうブンたんのとりこです。 猫も好きだし、いくえみ綾さんも好きなので、これは読みたいと思っていたんですよね。 久しぶりに漫画を読みながら笑うっていう、気持ち悪いことになりました。 めちゃめちゃ可愛いです！猫のいる生活って良いな〜とか、 こんなことされたらたまらないな〜とか、これはちょっと困るな〜っと、 猫を飼えず犬を飼っている私にはまさに理想。 ブンたんのあまりの可愛さに、ペットショップ育ちは温室育ちなことが、 なかなか良いことなのかも？っとすら思えて来ました。 「そろえてちょうだい?」のタイトルの由来も良いですね。 「いとしのニーナ」と一緒にレンタルしちゃったので、 お財布に余裕がある時に買おうと思ってます。　（2011.02.04） 「いとしのニーナ」　著・いくえみ綾 発行年月：2007年3月24日〜2010年11月24日（全4巻）　【コミック】 幼なじみのマサが、アブない男・牛島に命令されて起こした「拉致事件」が発端で、憧れの美少女ニーナを守ることになった少年・厚志の奮闘が始まる！ 幻冬舎コミックスの運営するウェブマガジンで連載。 少し読んだことはあったのですが、ウェブマガジンよりはやっぱりコミックで読みたい。 でも買うには高いタイプのコミックだったためにレンタルしました。 連載は随分不定期だったようで、完結が出てからでありがたかったかも。 表紙は高いだけあって素敵なんですけどね。 4巻なんて表紙と口絵の間に白い紙が挟まっているデザインになってますし。 ニーナは確かに可愛い。まさにいとしのニーナ。 ちょっと毛色の違うと言うべき始まり…拉致ですからね。 いくえみ綾さんっぽくな〜い！なんか怖い〜サスペンス！？って思ったけど、 軸にはありながら、読みやすくなっていきます。 振り回される男の子と振り回す女の子。 どんな風になっていくのかなかなか読めない感じでしたが、 ええ！？なところもありますが、なかなか読みごたえはあります。 全く正反対のマサと牛島が怖いです…。 牛島なんて何をしでかすかドキドキしました。　（2011.02.03） 「潔く柔く」　著・いくえみ綾 発行年月：2004年11月25日〜2010年09月24日（全13巻）　【コミック】 第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。女性漫画雑誌「Cookie」（集英社）にて2004年から連載しているいくえみ綾の漫画作品。由麻は通学電車で痴漢に悩まされている女子高校生。同級生で由麻に好意を抱く諏訪は痴漢から由麻を守るべく、一緒に電車通学をする。そして流れで二人は交際を始める。しかし、由麻には以前から気になる男、同じ電車に乗車する生物教師・梶間がいる。 連載だと訳がわからなくなったのでコミックを購入しました。 読んだはずなのに面白いんですよ。 落ち着いてちゃんとこういう関係性になってるんだ〜って納得したりして、 男性陣が魅力的な人が多いですね。ハルタ、マヤ、キヨ、ロク。 確かに昔いくら一緒でも離れてそれぞれの人生がある訳だから、 こんな風に繋がって好きになっていくものですよね。 いくえみ綾さんは「I LOVE HER」が一番好きだったんですよね。 花ちゃんに新ちゃん。告白のシーンはきっと一生忘れないだろうなってくらい。 ほかにも「愛があればいーのだ」「子供の庭」「君の歌がある」も好きですし、「バラ色の明日」も好き。 基本的に短編が多い漫画家さんですよね。 でもすごく心に残していくので、力のある人じゃないとできないなって思いますね。 しかもすごく時代に反したり、いかにも現代っていう描き方をしない。 でも時代に合ってる、不思議な空気があります。 「I LOVE HER」を超えましたね！「潔く柔く」。 連載されている月刊誌を購入しているので、面白く拝見していたのですが、 オムニバスで少しずつ繋がっているので、訳が分からなくなったので、 ちょっとした大人買いしました。 最初は…誰が主役なんだ？って思っていたら、そういう話じゃないってことに気づきました。 やっぱり好きなのはカンナちゃん、ハルタラインですね。 そこに枝分かれになっている人たちの話も好き。 今「Cookie」で、最終章であるカンナ編ですが、どう決着が着くのか、楽しみです。 「NANA」　著・矢沢あい 発行年月：2000年05月15日〜（現在21巻）　【コミック】 第48回（平成14年度）小学館漫画賞受賞。幸せの名をもつ少女が自らの意志で、運命を、切り拓く…。小松奈々と大崎ナナ…同じ名前を持つ2人の少女が繰り広げる、感動の恋のストーリー！東京行きの電車の中で、偶然に出会った奈々とナナ。性格や環境も対照的な二人が、運命か偶然か再び巡り合い、 同じマンションに同居する事に…。2人の「ナナ」、それぞれの幸せはどこにある…？当初りぼんの増刊号という位置づけのCookie平成11年Vol.1、同Vol.2に読み切りとして掲載。それぞれが主人公の読み切りで人気に火がつき、2人が共同生活を始めるという設定で、Cookieが月刊誌として昇格新創刊されるとCookie平成12年7月号から同誌に連載。 どんどん話は悲しく、複雑になっていますが、二人の行く末を最後まで見届けたいと思っています。 20巻のラストシーン、タクミの言葉、涙がボロボロとこぼれていました。 元々、矢沢あいさんのファンなので1999年の「Cookie」読みきり連載から購入しており、 「Cookie」もいまだ買っております。内容もわたしは当時から随分年を取りましたが、 同じくらいの年だったので入り込みやすかったのを覚えています。 私はあの頃はまだ高校生でしたね、それを考えるといつの間にか年上になり、 随分長い年月が経ち、こんなにも悲しく、切なくなるとは考えていませんでした。 矢沢あいさんのコミックの中で一番長い連載となりましたね、おかげで本棚がパンパンです。 矢沢あいさんは青春であり、大人になっても読めるコミックであり、 とにかく絵がきれいで、服が個性的でおしゃれ、 内容も充実していると、ダメなところがありません。 でも私のNo.1はやっぱり初めてハマった「天使なんかじゃない」ですね。 でもナナと奈々、悲しいラストでも私は絶対に見届けます。 「Paradise kiss」　著・矢沢あい 発行年月：2000年4月7日〜2003年8月（全5巻）　【コミック】 進学校に通う女子高生がファッション・デザイナーを目指す若者たちと出会い、モデルを頼まれたことから、自らも夢を見出し、追いかけていこうとする物語。主人公の紫は進学校に通う女子高生、親の言うがまま塾と学校の往復の日々。^.^そんなある日、紫は学園祭のショーのモデルに誘われる。ふとしたことから、彼らのアトリエに足を踏み入れた紫は美和子、嵐、イザベラ、そしてジョージと出会うのであった。まっすぐに夢を追いかける同い年の彼らとのギャップに戸惑う紫であったが、次第に彼らの世界に惹かれていく…。 今まで読んでいた矢沢あいさんの作品とは一味違う作品でした。 矢沢あいさんのコミックと一緒に成長してきたと言っても過言ではない中、 私も大人に成りはじめた頃に出会った作品でした。 「NANA」はこの「Paradise kiss」「ご近所物語」の進化系とも呼べる気がしますね。 主人公に「ご近所物語」の子供たちのお話。一緒に読めばもっと楽しめます。 「クローバー」　著・稚野鳥子 発行年月：1997年07月〜2011年1月25日（全24巻）　【コミック】 中学時代に好きだった男の子が忘れられないOL・沙耶。上司の柘植さんからは叱られてばかりの毎日が続いているが、そんなある日、その柘植さんから交際の申し込みが…。驚く沙耶に新しい恋の予感が――。 初めて学生ではない漫画を手にした作品です。 コミックで買って、それから連載も追いかけていたんですが、 作者さんが体調不良で休載になってから私も休載中だったのですが… 続いているようですね。コミックスで追いかけています。 やっぱり沙耶と柘植さんの行く末を見届けます。 「ご近所物語」　著・矢沢あい 発行年月：1995年10月〜（）　【コミック】 主人公、幸田実果子は、「矢澤芸術学院」（通称ヤザガク）の服飾デザイン科に通う高校1年生。夢はデザイナーになって、自分のブランドの店を持つこと。同じマンションのお隣さんで、17年間ずっと一緒の山口ツトムとの恋愛や、夢への実果子の生き方…、実果子と実果子を巡る人達の、自分の夢と恋と友情を描いた作品。 「マンボー」のボーカル・中川ケンを始め、番外編に登場する家庭教師・瀧川秀一、フリマでのお客・翠&晃など、作者の前連載作品・『天使なんかじゃない』のキャラクターがゲストとして多数登場している。 お話も切なくて楽しめて、ヤザガクだけあって服が可愛い。 こんな風になりたいなって思える作品ですよね。一番服に興味あった時代で、向上し合える仲間たち。個性って大事なって、自分はどうなりたいか考えた作品でした。 「まっすぐにいこう。」　著・きら 発行年月：1993年09月〜（）　【コミック】 雑種犬・マメタロウとその飼い主・郁ちゃん、そして郁ちゃんの彼氏・秋吉くんのトライアングル恋模様。 犬は苦手なんだけどー「まっすぐにいこう。」の動物たちは大好きです。 郁ちゃんとマメ。マメが郁ちゃん大好きなところがとっても心地いい。 郁ちゃんと秋吉。それからさまざまな組み合わせがあって、それぞれの話がある作品。 「花より男子」　著・神尾葉子 発行年月：1992年10月23日〜2008年6月25日（全37巻）　【コミック】 少女まんがのNo．1＆ONLY1！累計部数5900万部を越え、まさに国民的漫画ともいえるメガヒット作品。良家の子女が集まる一流高校、英徳学園。でも実態は、権力グループF4の下で、いじめが繰り返されるサイテー学校だったのだ。正義感の強い牧野つくしは、怒りバクハツ。ついに、F4に宣戦布告をした。全校生徒からいじめの標的にされても、にっくき道明寺司を倒すまでは諦めるもんか。でも、F4の一員花沢類の不思議な瞳がやけに気になって…。 国民的少女漫画と呼ぶべき作品ですね！ 連載当時から読んでいたのですが、こんなに長い話になるとは思わずに、 途中で高校生活に忙しくて放棄しちゃったんですが…やっぱり読むと面白いですよね。 つくしに、道明寺、花沢類、西門、美作、もう認知度はドラマもあって高くなりましたよね。 もちろんドラマもドハマリしたので好きですが、 ドラマで描かれていない感動エピソードはコミックだけでしか楽しめませんからね。 全巻は持っていないので、いつかは完全版を手に入れようと考えています。 「天使なんかじゃない」　著・矢沢あい 発行年月：1992年5月20日〜1995年3月20日（全8巻）　【コミック】 冴島翠は新設の聖学園に通う元気な女の子。第一期生徒会の副会長になったが、会長はなんと気になっていた須藤晃に。生徒会の初仕事が学園祭に決まり楽しい毎日を送っていたが、晃にヒロコという彼女がいること知り…？通称「天ない」。コミックス版全8巻。完全版全4巻。 生まれて初めてハマったマンガです。まだ小学校のわたしでしたが、本当に憧れたものです。 王道とも言える恋愛漫画ですが、一度は読んでおくべき作品です。 最終巻は感動でいっぱいです。 わたし自身も高校の卒業式に久しぶりに髪を真っ黒にして下ろしたほど影響を受けました。 「赤ちゃんと僕」　著・羅川真里茂 発行年月：1992年3月〜1997年9月（全18巻）　【コミック】 第40回（平成6年度）小学館漫画賞受賞。母を亡くした主人公とその幼い弟の交流を描く。1話から数話完結の話で構成される。基本はコメディだが、扱われるテーマは多岐にわたり、ときには非常に深刻なテーマも扱う。少女マンガとしては異質の作風であるとともに、そのクオリティの高さも少女マンガの域を超えているヒューマンドラマの傑作。 実は楽しいだけの漫画ではないんです。 悲しい話題もこの作品の凄いところです。 拓也と実の関係がとっても素敵で、とにかく実が可愛い。 最終巻は涙なしでは読めません。 小学生と子どものお話でここまで引き付けるのは魅力がある証拠ですね。