神様のカルテ

2011年8月27日公開 ≫オフィシャルサイト

心は、きっと救える。 原作：夏川草介「神様のカルテ」　脚本：後藤法子　監督：深川栄洋　音楽：松谷卓　音楽プロデューサー：北原京子　テーマ曲・挿入曲：辻井伸行 出演：櫻井翔　宮崎あおい　要潤　吉瀬美智子　岡田義徳　朝倉あき　原田泰造　西岡徳馬　池脇千鶴　加賀まりこ　柄本明　ほか 現役医師の作家・夏川草介によるベストセラーで、2010年本屋大賞第2位にも選出された同名小説を映画化。夏目漱石を愛読し、信州の地方病院に内科医として勤務する栗原一止が、写真家の愛妻・榛名や同僚医師、看護師、患者、アパートの個性的な住人らに支えられ、医師として成長していく姿を温かなまなざしで描く。 勤務5年目の内科医師、栗原一止（いちと）は、医師不足の中、「24時間365日対応」の本庄病院で激務をこなしていた。家に帰れば、カメラマンの妻、アパートの風変わりな住人たちとの温かい暮らしがあったが、多忙のあまり、最初の結婚記念日も忘れる始末。ある日、大学病院から見放された末期がん患者、安曇雪乃が現れる。安曇と触れ合う中で、一止は医療とは何かを考え始める。そんな時、大学病院に勤めないかという誘いが…。

C A S T 栗原一止 ・・・ 櫻井翔　*　勤務5年目内科医 栗原榛名 ・・・ 宮崎あおい　*　写真家 砂山次郎 ・・・ 要潤　*　本庄病院外科医 外村静枝 ・・・ 吉瀬美智子　*　本庄病院救急外来看護師長 学士 ・・・ 岡田義徳　*　御嶽荘住人　哲学科大学生 水無陽子 ・・・ 朝倉あき　*　本庄病院看護師 男爵 ・・・ 原田泰造　*　御嶽荘大家　売れない画描き 高山秀一郎 ・・・ 西岡徳馬　*　信濃医大教授 東西直美 ・・・ 池脇千鶴　*　本庄病院病棟主任看護師 安曇雪乃 ・・・ 加賀まりこ 貫田誠太郎 ・・・ 柄本明　*　本庄病院消化器内科部長

どう生きるか、どんな医者になりたいか… 何ができるか、何もできなくても、何をしてあげたいか… 人それぞれでいいということですね。 いつもの櫻井くんとは少し違う演技ですね。 映画館だったので「何度も言うようだけど」で浅い笑いが起こっていたのは不快でしたね。 何度見てもパーマは笑っちゃいますけど。 もっと熱く激しいイメージだったんだけど、 一止の性格もあるのか、淡々とした映画に感じました。 「24時間365日対応」の本庄病院に務めている栗原一止。 夜間は研修医と2人で救急を引き受け、あんなにも人が待っているなんてね…。 榛名はすべて包み込んでくれて、本当にできた奥様ですよね。 学士と男爵の住民はちょっと長いなってところもあったけど、良かったですね。 桜は本当に後先のことを考えずってところが素敵でしたね。 私が好きだったのは一止と東西が好きでしたね。 頼りになる池脇千鶴ちゃん素敵でした。 一止は貫田に大学病院に研修に行くことになり、 そこでは本庄病院とは別世界のように医療が徹底されていて、 血液検査も素晴らしかったね。一人の患者に色んな科とカンフェレンスが行われ、 その人によって様々な治療法を考える。 そこで一止は安曇を診察し、胆のうがんの末期状態。 一止が本庄病院に戻るとまた同じ毎日が待っていて、 そこへ安曇がやって来て、大学病院ではもう治療はできない…。 確かに大学病院にも大学病院という在り方があって、 それぞれの役割があるんですよね…どちらも間違いではない。 神様のカルテ…そういう意味だったんですね。 確かに一止のような先生に診てもらえたら幸せですね。　（'11 9/7　映画館視聴）