カイジ2〜人生奪回ゲーム〜 戻る


2011年11月5日公開

≫オフィシャルサイト
おかえり、クズの皆様。
ダマして、奪え。俺たちの未来を取り戻せ。
原作:福本伸行「カイジ」 脚本:福本伸行、山崎淳也、大口幸子 監督:佐藤東弥 エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治、神蔵克 企画プロデュース: 藤村直人、山口雅俊 製作指揮:宮崎洋 製作:菅沼直樹、堀義貴、市川南、弘中謙、平井文宏、阿佐美弘恭、吉川富夫、山口雅俊
出演:藤原竜也 伊勢谷友介 吉高由里子 松尾スズキ 柿澤勇人 光石研 嶋田久作 生瀬勝久 香川照之 ほか
福本伸行氏の累計1800万部を超える大人気コミックスを実写映画化した「カイジ 人生逆転ゲーム」(2009)のシリーズ第2作。前作に続いて、藤原竜也、香川照之、吉高由里子の豪華キャストが集結。さらに伊勢谷友介、生瀬勝久が本作より参加する。原作でも人気のエピソード「欲望の沼」をベースに、映画オリジナルのゲームを加えて描く。今回は原作者の福本伸行が中心となって脚本を手がけ、原作にはないオリジナルゲームを考案。前作を凌駕する熾烈な心理戦が、またしても繰り広げられる。数々の命がけのゲームに勝利し、多額の借金を帳消しにした伊藤カイジ。まさに人生の逆転を果たしたと思いきや、1年も経たないうちに、またしても借金まみれの負け組に。再逆転を目指すカイジが今回挑むのは、当たれば10億円以上を稼げるモンスターマシーン、通称“沼”。ただでさえ難攻不落の“沼”を、更に100%攻略不可能なようにコントロールしているのは、裏カジノの若き支配人・一条聖也。しかも、一条とカイジの間には、驚愕の因縁があった。地上300mの超高層ビルの間に渡された細い鉄骨を渡るという命がけのゲームに挑戦し渡りきったのは、一条とカイジの2人だけだったのだ。そんな一条が支配する“沼”を攻略するため、同じく負け組の石田裕美、坂崎孝太郎、そして今までカイジの行く手を阻み続けていた利根川幸雄とまで手を組む。それぞれの理由でドン底の人生を送る「負け組」4人が、希望ある人生を奪回するため、またしても命を懸けた数々の究極のゲームに挑む。
多額の借金のカタに地下の強制労働施設送りになった伊藤カイジ。命懸けのゲームに勝ち残り地上に戻ったのも束の間、再び借金を重ねて地下へ逆戻りしていた。仲間全員の借金2億円を返済するために2週間の猶予を与えられて戻った地上で、かつてカイジとの勝負に敗れ失脚した元帝愛グループ幹部の利根川に再会し、裏カジノへの招待状を手に入れる。そこで待っていたのは執拗にカイジを敵視する冷酷な支配人・一条だった。
C A S T
伊藤カイジ ・・・ 藤原竜也 一条聖也 ・・・ 伊勢谷友介
石田裕美 ・・・ 吉高由里子 大槻太郎 ・・・ 松尾スズキ
村上保 ・・・ 柿澤勇人 石田光司 ・・・ 光石研
黒崎義裕 ・・・ 嶋田久作 坂崎孝太郎 ・・・ 生瀬勝久
利根川幸雄 ・・・ 香川照之
カイジ 〜人生逆転ゲーム〜
「こい、こい」と言いたくはなるが、
前作のスリルと命掛けさは無い。
映画館に観に行く気は無かったので、DVDをレンタルしようと思ったのに、
すっかり忘れてて、ラッキー地上波でしたね。
心理戦と仕掛けの融合ってところでしょうか。
地上波放送を見たので、ネタバレで書きます。
伊藤カイジが利根川との勝負に勝ち、
借金を完済して通常の生活に戻ってから数ヶ月後。
また自堕落な生活を送り、再び多額の借金を背負ったカイジは、
大槻が待つ地下帝国に逆戻りしていて、懲りない男だよね。
大槻とチンチロチンをしていて、まだこの大槻はここにいるんだね。
ペリカ、ペリカ、ペリカ。
そこで仲間と協力し、イカサマをしていた大槻に勝利。
カイジは仲間の代表として2週間だけ地上に出る権利を獲得する。
カイジはその間に、地下の仲間を自由にするために必要な2億円を準備しなければならない。
住むところも無いカイジの前に、またも利根川幸雄が現れ、
利根川はホームレスになっていた。
でも利根川にだまされて手持ちの金を奪われてしまう。
利根川は帝愛グループが経営する裏カジノの存在を教える。
そこでカイジは、カジノにある決して勝てない10億円以上を稼げる
モンスターマシーン「沼」がある。
普通は一玉が4円のところ、このパチンコ“沼”ではなんと4,000円。
支配人の一条は、地下の強制労働施設から這い上がってきた人物で、
カイジも渡ったあの電流鉄骨渡りに成功したらしい。
裏カジノで“沼”の存在をカイジに教え、
その攻略による人生一発逆転を夢見る坂崎孝太郎、
店の中の協力者として現れたのは、
前作で電流鉄骨渡りに失敗した石田光司の娘・裕美。
でも坂崎の磁石攻略法をあっさりと裏切って、
「私はいつも勝つ方にBetする」って考えのようですね。
「姫と奴隷」で、カイジの姫として現れたのは裕美。
そこへまたカイジをハメた船井が出て来て、惑わせるけど、カイジは裕美を信じる。
石田のオッサンの娘ってことが大きいんだろうね。
利根川も仲間となり、3人は沼に挑むと、パチンコ玉をすり替えたと思った一条だったが、
そうではなく、事務所の上階から穴を開けて釘調整ゲージをすり替えていて、
一条自らが毎日せっせと広げていたらしい。
そして傾けるために大量の水をビルの片側に貯めて建物ごと角度を変えたり、
でも途中でお金が無くなってしまい、でも従業員もカードを持っていて、
利根川も、父親を殺したのではないのではないかと思い始めていた裕美もお金を借りて、
もう一条の一喜一憂が面白かったですね。
あからさま過ぎるインチキも、もう何でもアリになっているし。
結局、またカイジはお金を持って行かれてしまい、
また何やっているんだか。 ('12 11/23 地上波放送視聴)