洋菓子店コアンドル 戻る


2011年2月11日公開

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甘くない人生に、ときどきスイーツ。
きっと幸せになれる。
脚本：いながききよたか、前田こうこ　脚本・監督：深川栄洋　企画：前田浩子　プロデュース：小榑洋史　音楽：平井真美子　製菓監修：上霜孝二　特別協力：辻調グループ校
出演：江口洋介　蒼井優　江口のりこ　尾上寛之　粟田麗　山口朋華　ネイサン・バーグ　嶋田久作　加賀まりこ　鈴木瑞穂　佐々木すみ江　戸田恵子　ほか
恋人を追いかけて上京してきた鹿児島のケーキ屋の娘・なつめは、有名洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で突然スイーツ界から姿を消した伝説のパティシエ・十村と出会う。そこで働くことになったなつめは、十村や常連客との出会いを通じて人生や夢を見つめ直していく。女性たちを魅了するスイーツをスパイスに人生を楽しむ秘けつを優しい視点で描く。
東京で人気の洋菓子店“パティスリー・コアンドル”に、恋人を追いかけて上京して来た少女、なつめが訪ねてくる。恋人は既に店を辞め、居場所が分からない。行く宛のないなつめは、泊り込みで働かせてくれと頼み込む。シェフ依子は、渋々雇うが、仕事は遅く、スタッフとも喧嘩ばかり。ある日、なつめは、自分のケーキをスイーツ評論家、十村に食べさせる。しかし、「0点だ」とあっさり。その日からなつめはケーキ作りに没頭する。
C A S T
十村遼太郎 ・・・ 江口洋介 臼場なつめ ・・・ 蒼井優
佐藤マリコ ・・・ 江口のりこ 海千尋 ・・・ 尾上寛之
花村（十村）マキ ・・・ 粟田麗 十村由実 ・・・ 山口朋華
ジュリアン ・・・ ネイサン・バーグ Le mondeオーナー ・・・ 嶋田久作
芳川さん ・・・ 加賀まりこ 芳川忠男 ・・・ 鈴木瑞穂
なつめの祖母 ・・・ 佐々木すみ江 依子 ・・・ 戸田恵子

もっとキラキラしたケーキが見たかった。
正月深夜映画を撮りためていたけど、これは微妙でしたね。
とにかくなつめが自己中心的。
自分のために世界は回っていると思っているタイプ。
全部どうして、どうして、どうして、
自分の思うようにしてくれないのよ、言ってくれないのよ状態。
地上波放送を視聴したので、ネタバレで書きます。
臼場なつめは鹿児島から恋人を追い掛けて上京するけど、
働いているはずの洋菓子店「パティスリー・コアンドル」にもう海はいない。
2日で辞めてしまって、どこにいるか分からないらしい。
途方に暮れたなつめは、依子に店で働かせてほしいと頼み込む。
実はなつめは田舎で父親のケーキ屋を手伝っていて、
ケーキ作りにはそれなりの自信を持っていて、素人ではなかったんだね。
でも得意のケーキはクリスマスに路上で売られるケーキだと、
レベルが違うってことですね。
なつめはコアンドルのケーキを食べて働かせて欲しいと頼み込み、
店の事務所で寝泊まりを始め、でもミスは多いけど反省は無い、
ケーキの材料を勝手に使い、給料から天引きだと言われると、信じられないと言う。
マリコが実は海の居場所を知っていて、海は別の店で修業を続けていて、
会いに行って一緒に帰ろうと言うけど、
海はなつめとは別れたつもりでいて、新しい彼女もいる。
普通の人間が読めば分かったかもしれないが、なつめには無理。
いじわるなマリコが海もいじめたに違いないと勝手に思い込んで、
全ては自分のせいではないと思っている。
十村遼太郎はスイーツ界から姿を消した伝説のパティシエで、
どうしてケーキを作らなくなったのかは、娘の迎えを頼まれていたが、
急なアクシンデトで遅くなってしまい、娘は一人で店にやって来て、
先生が迎えが無かったら連れ帰らないか？とは思うけど。
娘はトラックに轢かれてしまい、軽すぎて消えてしまったんでしょうね。
娘は亡くなり、きっと妻とも離婚したんでしょうね。
自分を責めて、自分が迎えに行けば、ケーキを作らなければと。
依子が怪我をしてしまい、大事な仕事も店も当分閉めなきゃいけなくなって、
どうにかしたいとなつめが頼んだのは十村。
ここまで作らなかったのに、でも十村の心をなつめが動かした。
手伝ってくれることになり、戸村のケーキは人を笑顔にし、
なつめに留学を勧め、才能はあったのかしら？　（'13 1/3　地上波視聴）