悪の教典 戻る


2012年11月10日公開

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まるで出席を取るみたいに、先生はみんなを殺し続けたんだ。
原作：貴志祐介「悪の教典」　監督：三池崇史　製作：市川南　エグゼクティブ・プロデューサー：山内章弘　企画・プロデュース：臼井央　プロデューサー：東幸司、坂美佐子、森徹　音楽：遠藤浩二　主題歌：THE SECOND from EXILE「THINK 'BOUT IT!」
出演：伊藤英明　二階堂ふみ　染谷将太　林遣都　浅香航大　水野絵梨奈　KENTA　西井幸人　小島藤子　菅野莉央　山崎紘菜　竹内寿　岩松了　篠井英介　山田孝之　平岳大　吹越満　ほか
2010年7月の発売から大きな話題を呼び、「このミステリーがすごい！」「週刊文春ミステリーベスト10」で、ともに1位を獲得した貴志祐介氏のベストセラー小説が映画化。慕われる高校教師でありながら、自身の目的のためなら殺人もいとわない狂気の男が繰り広げる凶行の数々を息詰まるタッチで描く。生徒から慕われ、学校やPTAからの評価も高い高校教師・蓮実聖司は、教師の鑑ともいうべき表向きの顔とは別に、他人への共感能力をまったく持ち合わせていない、生まれながらのサイコパス（反社会性人格障害）という隠された顔があった。いじめ、モンスターペアレンツ、セクハラ、淫行など問題だらけの学校で、自らの目的を達するため、蓮実は躊躇なく殺人を繰り返していく。しかしある日、ほんのささいなミスを犯してしまった蓮実は、それを隠匿するためクラスの生徒全員を惨殺することを決める。小説は、昨年夏に発売された当初から話題を呼んでおり、映画化決定のニュースが流れると、誰が蓮実を演じるかに注目が集まっていた。「海猿」シリーズの伊藤英明が、打って変わって究極の悪人を初めて演じる。「ヒミズ」で日本人初のマルチェロ・マストロヤンニ賞（新人俳優賞）をダブル受賞した二階堂ふみと染谷将太が生徒役で再共演。
晨光学院高校2年4組担任の英語教師・蓮実聖司は、ハスミンというニックネームで呼ばれ、爽やかな風貌と明るい雰囲気で生徒や同僚教師から深い信頼を得ている。集団カンニングの防止やモンスターペアレントの対応などにも積極的に取り組んでいた。物理教師の釣井はそんな蓮実の動向を怪しみ、彼の過去を調べ始めていた。同じ頃、生徒の早水圭介も蓮実に疑いを抱く。実は蓮実が過去に勤務していた学校では、集団自殺事件が発生していたのだ。事件に蓮実が関係しているのか…？
C A S T
蓮実聖司 ・・・ 伊藤英明　*　晨光学院高校・英語　2年4組担任
片桐怜花 ・・・ 二階堂ふみ　*　晨光学院高校2年4組　 早水圭介 ・・・ 染谷将太　*　晨光学院高校2年1組
前島雅彦 ・・・ 林遣都　*　晨光学院高校2年4組 夏越雄一郎 ・・・ 浅香航大　*　晨光学院高校2年4組
安原美彌 ・・・ 水野絵梨奈　*　晨光学院高校2年4組 蓼沼将大 ・・・ KENTA　*　晨光学院高校2年4組
高木翔 ・・・ 西井幸人　*　晨光学院高校2年4組 阿部美咲 ・・・ 小島藤子　*　晨光学院高校2年4組
高橋柚香 ・・・ 菅野莉央　*　晨光学院高校2年4組 塚原悠希 ・・・ 山崎紘菜　*　晨光学院高校2年4組
鈴木章 ・・・ 竹内寿　*　晨光学院高校2年4組 灘森正男 ・・・ 岩松了　*　晨光学院高校・校長
酒井宏樹 ・・・ 篠井英介　*　晨光学院高校・教頭 柴原徹朗 ・・・ 山田孝之　*　晨光学院高校・体育
久米剛毅 ・・・ 平岳大　*　晨光学院高校・美術 釣井正信 ・・・ 吹越満　*　晨光学院高校・物理

Good、Great 、Excellent、Magnificent（マグニフィセント）!
楽しみにしていました。ほっこり映画よりもドキドキするものが観たかった。
エンタテーメントの頂点ですね。
鑑賞後、どっと疲れるかと思ったけど、むしろハイでしたね。
目が乾いてコンタクトが痛かったですけど。
原作は未読ですが、読みたいなとは思っていたので、
とりあえず満足したのでいつか読もうと思います。
伊藤英明さん、素晴らしかったですね。悪役って無かったんですね。
生徒に接する態度、頭をクシャクシャってする姿も、楽しそうに授業する姿も、
容赦なく人殺しをするのも蓮見なんですよね。
劇的に変化は無いんですよ、そこがExcellent！
生徒役も二階堂ふみさん、染谷将太さん、林遣都さんはもちろん分かりますが、
他にもちょこちょこ観たことある人がいましたね。
美彌役の子がどこかで観たな〜っと思いながら全然思い出せなくて、
名前見てやっと分かりました（「piece」でした）。
ハスミンがクラス全員殺してしまおうってことは分かっていたので、
どうして、どうやってというところが見ものでしたね。
そもそも問題ばかりの学校ですね。教師も生徒も、何かがおかしい。
ハスミンというニックネームで呼ばれ、
生徒たちから圧倒的な人気と支持を集める高校教師・蓮実聖司。
いくらハンサムで、人気者で、小奇麗な恰好をしていても、
車がボロボロのハイゼットって何か怖さを感じますよね。
完全に運ぶのに便利なんでしょうけど。
正体は他人への共感や良心を持っていない反社会性人格障害者であった。
学校と自身に降り掛かったトラブルや障害を取り除くために、
平然と邪魔になった人間を殺しては、校内での地位を強固なものにしていく。
釣井はそんな蓮実の動向を怪しみ、彼の過去を調べ始めていて、
その姿に早水圭介も蓮実に疑いを抱く。
そして釣井は蓮実が過去に勤務していた学校では、
集団自殺事件が発生していたと話す。本当に自殺だったのか。
そして蓮見は自身の凶行が知られそうになってしまう。
殺すのは簡単でも急遽ってなると、遺体が邪魔になることに気づきますね。
隠そうと悩んだ彼が導き出した答えは、クラスの生徒全員を殺すこと。
「これをどうしようか、みんな殺しちゃお」って瞬間が分かりますね。
蓮見は口笛を吹きながら殺していき、容赦ない。躊躇が無いところがサイコパスですね。
音楽も素晴らしい。人を殺す時に流れている音楽じゃないところが良いですよね。
何で殺されなきゃいけない、親が悲しむなんてことは考えさせない。
ラストはそうだよねって思ったけど、蓮見は最後までブレない。
山田孝之さんはもうちょっと関わって来るのかと思ったら、
もったいないほどでしたね。唯一オモシロだったけど。
そしてエンドロールで貴志祐介さんの名前があって、お顔が分からないので、
誰だろう？って思ったら、意味深に「期待してますよ」の教師役だったようですね。
折角なので「序章」も観たいですね。　（'12 11/21　映画館視聴）

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